子犬(パピー)用のおすすめドッグフード【10商品を徹底比較】

子犬(パピー)

子犬が生まれてしばらくは授乳期ですので、母犬の栄養状態だけを気にしていればいいのですが、30〜40日経過して離乳するタイミングからは飼い主さんがドッグフードを選んであげなくてはいけません。

でも、どんなドッグフードを与えたらいいのか分からずに、ペットショップで子犬用ドッグフードを適当に選んで食べさせているというパターンがほとんどです。そこで良質なドッグフードを選べればいいのですが、品質に問題があるような子犬用ドッグフードを買ってしまう人もいます。

犬も人間も食べたものが体を作りますので、ここで良質なドッグフードを与えられるかどうかが、今後の健康状態や体の強さに影響します。ここでは強い犬に育つために、どのような子犬用ドッグフードを選べばいいのか、詳しくご紹介します。

子犬用ドッグフードの特徴

ドッグフードはどれも同じだと考えている飼い主さんも多く、成犬用のドッグフードを子犬に与えていることも珍しくありません。でも子犬と成犬では必要となる栄養成分やカロリーの値がまったく違います。子犬は内臓が未発達ですので、そのあたりも考慮してドッグフードを選んであげなくてはいけません。

このため、一般的には子犬用(パピー用)と成犬用ではドッグフードのラインナップが分けられています。それでは子犬用のドッグフードは成犬用とはどこが違うのでしょう?その特徴を見ていきます。

子犬用ドッグフードは高カロリー高タンパク質

子犬の時期は成長期であり、体がどんどん大きくなります。このため筋肉や骨などの原材料となるタンパク質がたくさん必要になります。このため子犬用のドッグフードは成犬用のドッグフードよりも高タンパク質に作られています。

とはいえ、いくら原材料があってもしっかりとした運動をしないと、強い体は作ることができません。このため、エネルギー切れしないためのカロリーが必要になりますが、子犬は内臓が未発達ですのでたくさんのドッグフードを食べることができません。

このため、少量でもしっかりとカロリー摂取できるようにと、子犬用のドッグフードは100gあたりの摂取カロリーが高めになるように作られています。

子犬用ドッグフードは消化吸収しやすい

子犬は内臓が未発達ですので、消化吸収に時間がかかります。このため、子犬用のドッグフードは犬が消化しやすい動物性タンパク質を多く含んでいます。犬はそもそも肉食の動物ですので、子犬であっても消化器官は肉の消化を得意としています。

離乳してすぐはドッグフードをふやかして与えるのも、消化吸収しやすい状態にするためです。見た目はしっかりしていても、体の中はまだまだ作られている途中だということを頭に入れておきましょう。

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子犬用ドッグフードはサイズが小粒

子犬は体が小さいので、もちろん口も食道も全部が小さく、成犬用の粒の大きなドッグフードをうまく食べることができません。このため、子犬用のドッグフードは小粒に作られています。小粒にすることで、消化吸収もしやすくなっています。

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子犬用ドッグフードの与え方

初めて子犬を育てるという人は、子犬用のドッグフードをどう与えればいいのかも悩んでしまうかもしれません。ここでは子犬用のドッグフードの与え方について詳しく説明していきます。

授乳期からの切り替え方

犬は生まれてから30〜40日くらいで離乳します。とはいえ、いきなり離乳するわけではなく、徐々に移行できるように飼い主さんが促してあげなくてはいけません。生後3週間くらいしたら、ふやかした子犬用のドッグフードを少しずつ与えましょう。

ほとんどの子犬はすぐにはドッグフードを食べてくれません。指を使って口元に持っていってあげるなどして、興味を示してもらいましょう。口を開けてふやかしたドッグフードを入れてあげても構いません。ただし、できるだけ小さくちぎってから与えましょう。

子犬用ドッグフードはどれくらい与えればいい?

ドッグフードによって最適な量は違いますので、必ずパッケージに記載されている量をチェックして、それに従って与えるようにしましょう。ただし、記載されている量はあくまでも目安です。犬も人間と同じように太りやすい子もいれば、太りにくい子もいます。

肋骨や背骨を軽く感じられるくらいの体格を維持できるようにドッグフードの調整をしてください。成長に必要だからと言って、欲しがるだけ与えていると子犬でも肥満になりますので、体の状態を確認しながら1日の食事量を決めてください。

ドッグフードを与える回数

子犬のうちは一度にたくさん食べられません。このため生後4ヶ月くらいまでは1日3〜4回くらいに分けて与えるようにしましょう。その後、徐々に回数を減らして最終的には1日2回、朝晩の食事になるように切り替えてきましょう。

年齢回数
生後2〜3カ月齢4〜5回/日
生後4〜5カ月齢3〜4回/日
生後6〜7カ月齢2〜3回/日
生後8カ月齢以上2回/日

生後4ヶ月くらいからドッグフードのふやかす割合を減らしてください。いきなりすべて硬い状態のものを与えると体調を崩す可能性があります。慌てずに時間をかけて通常の硬さのドッグフードに移行しましょう。

生後7〜10ヶ月くらいになったら体がしっかりしてきますので、成犬とほぼ変わらない体になったら、成犬用ドッグフードに切り替えてきましょう。こちらも慌てる必要はありません。少しずつ成犬用ドッグフードの割合を増やしていきましょう。

子犬用ドッグフードを選ぶときのポイント

子犬の健康はドッグフードによって守られています。このため、どのようなドッグフードを選ぶかがとても重要になってきます。ここでは子犬が元気に育つためのドッグフードを選ぶときのポイントをご紹介します。

  • 粗タンパク質の割合が30%以上
  • できるだけ穀物を使っていない
  • 人工添加物を使用していない
  • 安全性の高い食材を使っている

子犬用のドッグフードを選ぶときにはこの4点を意識してください。それぞれどのようなポイントに気をつければいいのか、詳しく説明します。

粗タンパク質の割合が30%以上

AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めた基準でいえば、子犬用のドッグフードにおける粗タンパク質の割合は22%以上です。成犬の18%と比べると高タンパク質ですが、これでは十分な量のタンパク質を摂取できません。

子犬用のドッグフードを選ぶときには粗タンパク質の割合が30%以上あることを確認しましょう。もちろん厳密に30%を超えている必要はありませんが、それくらいは必要だということを頭に入れておきましょう。

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できるだけ穀物を使っていない

犬は肉食に近い雑食の動物ですので、穀物をうまく消化吸収できません。子犬はさらに消化吸収できませんので子犬用のドッグフードとして穀物を使用しているものはおすすめできません。穀物は内臓の負担が大きくなりますので、グレインフリーのドッグフードを選びましょう。

ただし、市販品のドッグフードの多くに穀物が含まれています。グレインフリーのドッグフードは入手性がよくありませんし、なおかつ価格も高くなってしまいます。理想はグレインフリーですが、それが難しい場合は第一主原料が穀物ではなく肉になっているものを選びましょう。

人工添加物を使用していない

市販されているドッグフードの多くが人工添加物を使用しています。もちろん国によって使用が許可されたものですが、そのうちのいくつかは人間の食べ物には使ってはいけない人工添加物も含まれています。

人工添加物を使えばドッグフードが腐りにくく、食いつきもよくなるなどのメリットもあります。このため、すべての人工添加物がNGというわけではありません。ただ、子犬の健康だけを考えれば、ひとつもメリットがありません。

原材料を家訓したときに、BHA、BHT、ソルビン酸カリウム、ビートパルプなどの、よく分からないものが入っているドッグフードは避けるようにしましょう。

添加物入りドッグフード添加物入りドッグフードが犬に与える影響と危険な原材料

安全性の高い食材を使っている

子犬のドッグフードにはタンパク質が必要だとご紹介しましたが、タンパク質ならなんでもいいというわけではありません。例えば、ドッグフードには4Dと呼ばれる死んだ動物の肉や病気の動物の肉を使って作られたものがあります。さらにはミートミールや肉副産物のような、廃棄すべき部位を使って作られたタンパク質もあります。

そのようなクズ肉をつかったドッグフードは見た目も悪く食いつきも悪いため、着色料を入れたり、オイルでコーティングしたりします。この着色料やコーティング材も人工添加物同様に危険なものが多く使われています。

子犬用のドッグフードは、そのような危険なものを切り離さなくてはいけません。肉に限らず野菜も含めて、ヒューマングレードで人間が食べられるレベルの食材を使って作られたドッグフードを選びましょう。

おすすめしたい子犬用ドッグフード4選

ドッグフードなんてどれも同じだと思っていた人は、こんなにも考えてドッグフードを選ばなくてはいけないのかと、ちょっと憂鬱な気分になったかもしれません。とても自分で選ぶ自信がないという飼い主さんもいますよね。

ここではそんな飼い主さんのために、市販されているおすすめの子犬用ドッグフードを4種類ご紹介します。

オリジンパピー

オリジンは原材料にこだわったアメリカのメーカーで、高品質で鮮度の高いプレミアムドッグフードを製造しています。

・タンパク質:38%
・408kcal/100g
・DHAとEPAが多く含まれるサーモンを使用
・新鮮な原材料を使用
・人工添加物不使用
・グレインフリー

オリジンパピーは放し飼いで育てられた鶏や、天然ウォールアイ、ニシンなどバラエティ豊かな食材を使って作られています。生物学的に適正な栄養バランスを目指した結果、タンパク質の割合が38%と高いという特徴があります。

もちろんグレインフリーで人工添加物も使っておらず、子犬用のドッグフードとして求められる条件をすべて備えています。

ソルビダ 室内飼育子犬用

ソルビダは食の安全を追求したドッグフードメーカーです。主要原料はすべてオーガニックで、肉も100%オーガニック飼料で育てられたものを使用しています。

・タンパク質:28%
・370kcal/100g
・主要原料はオーガニックを使用
・高い嗜好性で食いつきがいい
・着色料、合成調味料、甘味料、保存料、防カビ剤不使用

オーガニックにこだわっていますので、危険な食材を一切使用していおらず、安心して与えられるというのがソルビダの魅力です。しかも食いつきがいいドッグフードですので、食欲にムラっけのある子犬でもきちんと完食してくれます。

4種類の中ではタンパク質が少なめですが、28%くらいあればそれほど気にする必要はありません。穀物が使われている点がやや気になります。グレインフリーにこだわらないのであれば、とてもおすすめのドッグフードです。

ニュートロ シュプレモ 子犬用 小粒

ニュートロ シュプレモは、17種類の厳選自然素材をブランドして作られたドッグフードです。発育期の子犬に最適な栄養バランスになるように作られています。

・タンパク質:29%
・375kcal/100g
・DHAとEPAが多く含まれるサーモンを使用
・穀物はビタミンやミネラルが豊富な全粒穀物を使用
・チキンを第一主原料に使用

主要原料にチキンを使用しているため、良質なタンパク質を与えることができるドッグフードです。さらにはサーモンを使用することで、脳の発達に効果的なDHAを多く摂ることができますので、愛犬が賢く育つことを期待できます。

こちらも穀物を使用していますが、すべて全粒穀物ですのでミネラルやビタミンをしっかりと摂取できます。小粒で食べやすくするなどの工夫もされ、食いつきの良さも期待できるドッグフードに仕上がっています。

ネルソンズ

ネルソンズはヒューマングレードにこだわった、イギリスのプレミアムドッグフードです。サーモンオイルや海藻を配合し、毛艶をいつまでも美しく保つことができます。

・タンパク質:30%
・362kcal/100g
・グレインフリー
・人工添加物・肉の副産物不使用
・遺伝子組み換え食品不使用
・サーモンオイル配合で美しい被毛を維持

ネルソンズは高カロリー高タンパク質で、グレインフリー、人工添加物不使用と、子犬のドッグフードとして理想的ですが、残念ながら使用できるのは7ヶ月以降です。このため7ヶ月までは他のドッグフードを使用することになります。

それでもおすすめしたいほど、栄養バランスと安全性にすぐれているのがネルソンズです。いつまでも子犬の頃のような若々しい皮膚と被毛を維持したいのであれば、7ヶ月以降にネルソンズへ切り替えることをおすすめします。

ドッグフードが合わないなって感じたら

食事が合っているかを知るためには、便の状態をチェックすると良いです。便が硬いと食事の量が不足気味、軟らかければ与えすぎといった目安になります。

この時期の食事はとても大切ですが、成犬になっても子犬と同じ食事を与えていては、カロリーオーバーとなり肥満になってしまいます。肥満の主な原因は、食べすぎ、栄養バランスの偏り、運動不足などです。