ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)

ドッグフードのロイヤルカナン

消化吸収不良による下痢や高脂血症の犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。動物病院で処方されるロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)を愛犬家目線で分析してみました。ぜひ愛犬の「主食」選びのご参考に。

商品名ロイヤルカナン ドッグフード 犬用 消化器サポート(低脂肪)
商品評価Bランク
購入価格160円(税込)/100g
※価格はAmazon参照
100gあたり400kcal
原産国フランス
原材料チキン、七面鳥等
グレインフリー×
人工添加物×
ヒューマングレード×

ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)の特徴

この製品は、下痢(食物繊維の増量が好ましい場合)や大腸性疾患の犬に給与することを目的として、特別に調製された原材料を用いています。
食物繊維の含有量を高く調整することで消化器の働きを促進し、負担を軽減するよう工夫されています。
この製品は本来、獣医師の診断の上で与えることを前提とする療法食です。ネット通販や量販店でも取り扱いがありますが、初回は必ず獣医師の判断を仰ぎましょう。

ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)の成分と原材料

ロイヤルカナン ドッグフード 犬用 消化器サポート(低脂肪)の原材料

危険材料は赤文字で表示し、危険じゃないが不安な材料は緑文字で表示しています。

肉類(鶏、七面鳥)、小麦、大麦、加水分解動物性タンパク、ビートパルプ動物性油脂、酵母、フラクトオリゴ糖、サイリウム、魚油、酵母エキス(マンノオリゴ糖含有)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-リジン、タウリン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、A、B2、ビオチン、葉酸、B12、D3)、 保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
※調達の都合により、原材料を変更する場合がございます
ロイヤルカナン ドッグフード 犬用 消化器サポート(低脂肪)の成分
タンパク質24.9%以上脂質5.7%以上
粗繊維4.5%以下灰分8.1%以下
水分10.2%カロリー400kcal/100g
粗悪な原料(4Dや副産物)肉類、動物性油脂
危険成分(化学合成物質)保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
好ましくない原料米、小麦、ビートパルプ
その他無し

主原料は米です。米は穀類の中でも比較的消化吸収がスムーズで、アレルギーの発症リスクが低いとされる食材です。
人間でも体調がすぐれない時は白米粥を食べることと同じ原理です。
次に配合量が多いのは肉類(鶏、七面鳥)です。類という表記があることから副産物も配合されていることっはうかがえます。
鶏や七面鳥は牛や豚に比べ副産物の量が少ないとは言われるものの、肉との配合比率には疑問が残る点です。
アレルギー発症リスクが懸念される素材では小麦、大麦、ビートパルプ、動物性油脂の配合が挙がります。いずれもアレルギーはもちろん消化吸収の面からも好ましいとは言えない素材ばかりです。
酸化防止剤として配合されているBHAは発がん性が指摘される成分です。法的には微量であれば配合を許可されていますが、必ずしも犬の健康に無害という意味ではありません。

消化吸収に負担がかかる可能性もある

主原料である米、鶏副産物、穀物は例え高品質な素材であっても犬の内臓機能に負担をかけることにはかわりがありません。
消化不良で悩む犬に必ずしもこれらの素材が適した食事とは言えません。
ただこれらの素材派糞を凝固させる働きを果たすので、排便時に便の状態の変化を目にすることで、症状の改善だと勘違いをしてしまうこともあるでしょう。

穀類の配合量が高い


グレインフリーという栄養学がドッグフード市場に広がりをみせる中で、多量な穀物を配合する療法食が必ずしも理想的な食事とは言えないでしょう。
穀類を配合することで、肉の量増しにはなりますが、嗜好性は低下します。低下した嗜好性を補うために動物性油脂でコーティングをするという手法は、近年のアレルギー多発の主要な原因でもあります。
療法食というブランドイメージでこのような欠点が隠れてしまっていますが、犬の健康を考えしっかりと原材料、品質の見極めをする必要があるでしょう。

アレルギー発症リスクが高い素材が多い

消化器の不調改善という面では一定の効果を期待出来るものの、配合されている原材料にはアレルギー発症リスクが高い素材が多くみられます。
これでは消化器の改善の次はアレルギーの治療にそのまま移行しかねません。

ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)の口コミと評判

動物病院の療法食ということで無条件に品質、安全性を信頼してはいけないことがこの製品の原材料表示から読み取れるでしょう。
消化吸収を促進し、不調を解消するとう一定の効果は期待出来るものの、アレルギーや発がん性といった別の問題が起こる危険性も高い製品です。
与える場合は同じ効果のある療法食とも比較検討し、より安全な製品を選ぶことをお勧めします。

ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)の口コミ・評判まとめ

療法食としては世界的なシェアを持つブランドです。
日本でも多くの動物病院が取り扱っています。
ただ製品の品質は必ずしも病気や不調に悩む犬に優しい内容ではありません。
与える場合は原材料表示をしっかりと確認し、消化不良だけでなく新たな不調につながる可能性がないかを確認するよう注意しましょう。

まとめ

ロイヤルカナンは、ペットの健康を守りながらも飼い主になるべく負担がかからない、絶妙な落とし所でフードを開発しているのかもしれません。その妥協点をどのように考えるかは飼い主次第ですが、それこそ判断に悩んだら、かかりつけの獣医師に相談してみることをおすすめします。
毎日の主食を選ぶときは、専門家の助言やブランドイメージももちろん大切なことですが、飼い主自身の目でしっかりと品質、原材料、安全性を見極めることもとても大切なことです。