老犬や肥満犬にもおすすめ!鹿肉ドッグフードおすすめランキング

ドッグフードのお肉といえば牛肉や鶏肉がほとんどを占めていますが、最近はそれら以外の動物のお肉を使ったドッグフードが増えつつあります。その中でも注目度が高いのが鹿肉ドッグフードで、良質なタンパク質を摂ることができるということで、多くの愛犬家が選ぶようになってきました。
ただし、その人気の影響もあって、鹿肉ドッグフードの種類が増え、どれを選んでいいのか迷ってしまうくらいのラインナップになっています。こうなってくると、ある程度の知識がないと最適なドッグフードを選ぶことが難しいですよね。
ここではそんな鹿肉ドッグフードにどのような特徴があり、高品質な鹿肉ドッグフードとしておすすめできる4つの商品をランキング形式でご紹介していきます。鹿肉でできたドッグフードが気になっている飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

鹿肉ドッグフードを与えるメリット

それではまず、鹿肉が他の動物のお肉と比べて、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。どのような点が優れていて、どんなワンちゃんの食事に適しているのかをしっかり理解してください。

鹿肉と他の原材料との比較

それではまず、鹿肉と他のお肉を栄養成分で比較してみましょう。
鹿肉(あかしか)100gあたりの栄養成分
カロリー:110kcal
タンパク質:22.3g
脂質:1.5g
炭水化物:0.5g
牛肉(交雑牛肉もも)100gあたりの栄養成分
カロリー:248kcal
タンパク質:19.3g
脂質:17.5g
炭水化物:0.5g
鶏肉(若鶏肉・むね・皮なし)100gあたりの栄養成分
カロリー:116kcal
タンパク質:23.3g
脂質:1.9g
炭水化物:0.1g
部位によって多少の違いはありますが、牛肉は100gあたり250kcal近くあります。これに対して鹿肉は110kcalしかありませんので、牛肉の半分くらいのカロリーしかなく、鶏肉と同じくらいヘルシーであることが分かります。ただし、鶏肉は皮に脂肪が多く含まれていますので、皮付きになるとカロリーは倍になります。
一方でタンパク質は20g以上含まれているため、他のお肉よりも高タンパク質です。タンパク質が多いのにカロリーが低いのは脂質が少ないためです。牛や鶏は農場で太らせることを重視して育てているため、運動量も少なく脂身が多いため高カロリーになります。
鹿肉は基本的には自然界で生きている鹿のお肉を使うため、無駄な脂肪がなくカロリーが低くなるというわけです。また、他のお肉よりもビタミンBの量も多く含まれているのが鹿肉の特徴になります。

鹿肉ドッグフードのメリット

鹿肉のドッグフードは肉の入手性が高くないことから、やや価格帯が高くなる傾向にあります。多くの飼い主さんが鹿肉のドッグフードを買うということは、その値段に応じたメリットがあるためです。一般的に言われているメリットとしては次の3点が挙げられます。
・ダイエット効果を期待できる
・アレルギー対策として有効
・栄養価が高い
まずなんといっても大きいメリットは低カロリーであるということで、ダイエット効果が期待できるということです。100gあたりのカロリーが牛肉の半分以下ですから、食べる量が変わらないなら、大幅にカロリーを減らすことが出来ます。満腹感を保ちながらも体重が落ち、無理なくダイエットできるのが鹿肉の魅力です。
また、鹿肉はこれまでドッグフードとして使われてきていないため、ほとんどのワンちゃんはアレルギー反応を示すことがありません。アレルギーになる原因のひとつが同一食材を食べ続けることにあるため、食べたことがほとんどない鹿肉ですとアレルギーになりにくいというわけです。
そして、栄養価が他のお肉よりも高いというのも、鹿肉ドッグフードの魅力です。ビタミンBだけでなく鉄分も多く含まれ、お肉としては珍しくBHAも含んでいます。このように様々な栄養成分を摂ることができることもメリットのひとつとして挙げられます。

鹿肉ドッグフードおすすめランキング

鹿肉がどれだけ優れているかが分かったところで、当サイトでおすすめしたい4つの鹿肉ドッグフードをご紹介します。それぞれ鹿肉を使っているという共通点がありますが、それ以外の点では違いも多く個性的な商品ばかりですので、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけてください。

1位 ドッグスタンス

ドッグスタンスは、健康になるためにはどうすればいいのかを、犬の立場になって考えてドッグフードを作っているメーカーです。ワンちゃんが長生きするためには、狼だった時代のDNAを蘇らせる必要があるとして、鹿肉を主食にすべきだと主張しています。
国内産の野生鹿肉を使用し、グルテンの少ないイネ科の穀物を使うことで、体に負担をかけずに必要な炭水化物の摂取を実現しています。最近はグレインフリーのドッグフードに人気がありますが、それによって使われる豆類や芋類よりは、イネ科の穀物のほうが犬には適していると、ドッグスタンスは考えています。
このように一つひとつの原材料に意味がありますので、本来必要のない着色料や香料、保存料などを使っていないのもドッグスタンスの魅力のひとつです。品質の高さにこだわって作られた、ドッグスタンスの鹿肉ドッグフードは、どんなワンちゃんにもおすすめしたい商品です。
鹿肉 ベーシック(100g)
カロリー:400kcal
タンパク質:26%以上
脂質:8%以上
鹿肉 麹熟成(100g)
カロリー:530kcal
タンパク質:26%以上
脂質:8%以上
鹿肉 ライト(100g)
カロリー:325kcal
タンパク質:23%以上
脂質:5%以上

2位 ZEN

ZENは最高級の原材料を使用して、独自のレシピによって作られたドッグフードの製造販売を行っています。質がよく消化吸収率の高いタンパク質を主原料とするため、鹿肉だけでなく猪肉や魚などの自然界で捕れる生き物の肉を使っているのがZENの特徴です。
2種類の鹿肉ドッグフードがラインナップされ、穀物アレルギーのワンちゃんのための商品が「ZEN プレミアム ドッグ グレインフリー ベニソン」です。タンパク質の割合も多く、低カロリー低脂質ですので、鹿肉の魅力をより実感できるのはグレインフリーになります。
酸化防止剤には天然由来のものを使っていますので安全性が高く、鹿肉以外の食材もヒューマングレードで人間が食べても問題のないものばかりを使っています。
ZEN プレミアム ドッグ グレインフリー ベニソン(100g)
カロリー:341kcal
タンパク質:27.5%以上
脂質:7.5%以上
ZEN プレミアム ドッグ ベニソン アダルト&シニア(100g)
カロリー:377kcal
タンパク質:21%以上
脂質:13%以上

3位 ジウィピーク

ジウィピークはニュージーランドで作られているドッグフードです。穀物を使用せずに、原材料の90%以上が鹿の肉や内臓になります。このため、犬が狼だった時代に摂取していた栄養バランスに近く、下記の栄養成分からも分かりますように、タンパク質の量が高いという特徴があります。
遺伝子組み換え作物を使わず、エア・ドライ製法で丁寧に加工されているため、製造にかなりの手間をかけているため、かなり高額なドッグフードでもあります。1kgあたりの価格が13,392円ですので、プレミアムドッグフードの中でも飛び抜けて高価なドッグフードです。
あまりにも高価で、いきなり導入というのが難しい飼い主さんのために、30g入りのちょこっとパックも用意されています。それでも決して安くないため、利用している飼い主さんの多くは、このちょこっとパックをおやつとして活用しています。
エアドライ・ドッグフード ベニソン
カロリー:470kcal
タンパク質:45%以上
脂質:25%以上

4位 キアオラ

キアオラもニュージーランド産の食材にこだわって作られたドッグフードで、犬が本来食べるべきドッグフードを科学的な視点で追求して作られています。ジウィピークよりはタンパク質の量が劣りますが、それでも十分に低カロリー高タンパク質で、魅力的なドッグフードに仕上がっています。
屋外で自然放牧されて育った鹿の肉を使用し、ホルモン剤、抗生物質、成長促進剤を使用していない牧場の鹿だけを使っています。このため、自然界の鹿とほとんど変わらない栄養価があり、ワンちゃんに必要な10種類の必須アミノ酸をすべて含んでいます。
また、サーモンと組み合わせることで、必須アミノ酸であるDHAやEPAを摂ることができるのも、キアオラの特徴のひとつです。他の動物のお肉は使っていませんので、しっかりと食物アレルギーに配慮されたドッグフードでもあります。
ベニソン
カロリー:376kcal
タンパク質:30%以上
脂質:15%以上

鹿肉ドッグフードは老犬や肥満犬におすすめ

一般的に、老犬や肥満犬の食事は高タンパク質低カロリーが基本です。カロリーを減らすのは人間と同じですが、ワンちゃんの場合は摂取タンパク質まで減ると、筋力が低下して体が弱くなってしまいます。このため、しっかりタンパク質を摂れる食事であることが重要です。
そういう意味で、高タンパク質低カロリーの鹿肉は、老犬や肥満犬に最適だと言われています。しっかり食べてもカロリーが低いわけですから、太る理由はどこにもありません。それでいてタンパク質が豊富なので、筋力も低下しません。
ただし注意したいのが、鹿肉ドッグフードならなんでも良いというわけではないということです。4つのドッグフードを比べてもらうと分かりますように、すべての商品でタンパク質が高いわけではありませんし、ドッグスタンスやジウィピークは、かなり高カロリーなドッグフードです。
鹿肉そのものは高タンパク質低カロリーの食材ですが、ドッグフードはそれ以外にも様々な原材料を使っていますので、トータルのカロリーが上がったり、タンパク質が減ったりします。安易に「鹿肉ドッグフード=高タンパク質低カロリー」と、決めつけないようにしましょう。
ただし、これらはパッケージやホームページなどでもチェック可能です。ダイエット効果を期待して与えるときには、100gあたりのカロリーが350kcal以下のものを選びましょう。ダイエットのはずが、どんどん太ってしまうということのないように気をつけてください。

鹿肉はローテーションして与えるのがおすすめ

4つの鹿肉ドッグフードをご紹介し、それらを選ぶときの注意点をお伝えしましたが、愛犬に理想の鹿肉ドッグフードは見つかったでしょうか。おそらく、ある程度は絞れたかとは思いますが、いざ購入するとなったときに、ほとんどの飼い主さんが値段を見て躊躇するかと思います。
最近は高価なプレミアムドッグフードが増えていますが、原材料が鹿肉になるとさらに値段が上がってしまいます。これでは日常使いが難しいという人もいるかと思います。そういう場合には、ローテーションでの利用がおすすめです。
鹿肉ドッグフードの次は魚ドッグフード、その次は鶏肉ドッグフードというように、原材料ベースで1袋ごとに切り替えていくと、アレルギー対策にもなりますし、家計への圧迫も最小限に抑えることができます。
アレルギーになりにくく、高タンパク質低カロリーかつ栄養価が高い食材である鹿肉ですが、価格というのは大きなネックになりますよね。それでも、愛犬の健康維持にはとても有効な食材ですので、うまくローテーションに組み入れて、家計に負担をかけない範囲内で活用してみましょう。