日本では珍しいチルドタイプウェットフードのブッチは、栄養面や安全性に信頼ができることから最近では注目を浴びています。
私も、ブッチの評判を知り、すぐに買って愛犬の食事にトッピングしてみました。
「ドライフードを嫌がる愛犬にブッチをあげてみたい」
「栄養満点で生肉に近い食感なら好んで食べてくれそう」
ブッチをもっと知りたい方のために、特徴や口コミ、実際に与えてみて分かったメリット・デメリットなど、知りたい情報をまとめてみました。
愛犬のためにプレミアムフードを探している方もぜひ参考にしてみてください。
商品名 | ブッチ |
---|---|
評価 | Sランク |
購入価格(税込) /内容量 | 通常購入:1,430円/800g 初回購入:3,000円/800g×3 定期購入:1,287円/800g 2,574円/2kg |
価格/1日あたり | およそ430円 ※体重5kgの場合 |
原産国 | ニュージーランド |
主原料 | ・ブラック(ビーフ、ラム、チキン) ・ホワイト(チキン、野菜類) ・ブルー(チキン、フィッシュ) |
対応年齢 | 全年齢対応 |
目的 | 総合栄養食 |
グレインフリー | △ |
人無添加 | 〇 |
ヒューマングレード | 〇 |
販売会社 | 株式会社ブッチ・ジャパン・インク |
この記事の目次だワン
ブッチドッグフードの特徴
まずは、ブッチの特徴からご紹介しましょう。
ブッチの特徴
- 水分とタンパク質の含有率がとても高い
- 短時間・低温調理で栄養素を凝縮
- 安心の無添加・グルテンフリー
- 3種類から愛犬の好みを選べる
- 使う分だけカットできる
水分とタンパク質の含有率がとても高い
ブッチの最大の特徴は、何と言っても水分・タンパク質がとても豊富なことです。
ドライフードの水分含有率が10%に対し、ブッチはなんと70%でジューシーな仕上がり。
なぜそこまで水分・タンパク質を高含有させているのかというと、生肉に近づけることにより、犬本来の消化の働きをサポートするためです。
- 生肉に近いので消化しやすい
- 生肉の触感や香りを再現できる
- シニア犬でも食べやすい
また、生肉の食感や香りを再現することで、犬の食いつきも良くなるのです。
さらに、柔らかいので歯石がつきにくく、歯の弱いシニア犬でも食べやすいのも大きな特徴だといえるでしょう。
短時間・低温調理で栄養素を凝縮
ブッチは短時間低温調理を行っているため、ウェットフードとは思えないほどの栄養が詰まっています。
新鮮で安全性の高い素材の栄養を損ねないよう、100℃未満・15分以内で加熱を終わらせるのです。
だからこそ栄養たっぷりの生肉本来の自然な風味が出せるのです。
ところが、一般的なドッグフードは長時間かけて100℃の高温で加熱調理をします。
これでは栄養素や香り・味が失われてしまうため、新たに栄養素や香りづけをしなくてはなりません。
だから、ドッグフードには多量の添加物が入っているのです。
安心の無添加・グルテンフリー
ブッチは栄養だけではなく添加物についても細心の注意をはらっています。
犬の身体に悪影響を与える添加物は一切配合しておらず、アレルギーが出やすいグルテンも除いているので、安全性という点でもブッチは非常に優秀です。
ドッグフードに含まれる添加物というのは、人間の食品では決して使うことのできない物質を使っている場合があります。
安全性や愛犬の健康を考えて、無添加のドッグフードを選びましょう。
3種類から愛犬の好みを選べる
ブッチは「ブラックレーベル」「ホワイトレーベル」「ブルーレーベル」の3種類あり、愛犬の好みに合わせて与えることもできます。
では、この3種類はどう違うのか、簡単に違いをまとめてみましょう。
ブラックレーベル
主原料 | 特徴 |
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ビーフ、 ラム、 チキン | 一番人気のレーベル。 低脂質な赤身肉がメイン。 サラミに近い香り。 |
ホワイトレーベル
主原料 | 特徴 |
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チキン、 野菜類 | 赤身肉が苦手な犬におすすめ。 香りは魚肉ソーセージに近い。 |
ブルーレーベル
主原料 | 特徴 |
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チキン、 フィッシュ | タンパク質含有率92%。 オメガ3脂肪酸も摂取できる。 香りはハムに近い |
3種類全てヒューマングレード品質の素材で作られているので、安心して食べてもらうことができます。
使う分だけカットできる
ブッチのパッケージはそのままカットできる仕様になっておりフード自体も柔らかいので、愛犬の食べやすい大きさに切り揃えることができます。
冷凍することもできますが、質が落ちてしまうだけでなく、カットや解凍がわずらわしいので、おすすめしません。
ブッチドッグフードの原材料と安全性
いくら安全といっても、原材料をしっかり知らなければいけません。
原材料や成分から、ブッチの安全性についてお話します。今回は、最も人気の高いブラックレーベルの原材料を紹介します。
原材料と成分
原材料
危険材料は赤文字で表示し、危険じゃないが不安な材料は緑文字で表示しています。
ブッチの成分
タンパク質 | 10.5%以上 |
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脂質 | 8.0%以上 |
粗繊維 | 1.0%以下 |
灰分 | 3.1%以下 |
水分 | 最大74% |
エネルギー (100gあたり) | 121.4kcal |
安全性
粗悪な原料(4Dや副産物) | 無し |
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危険成分(化学合成物質) | 無し |
好ましくない原料 | コーン |
その他 | 無し |
ブッチは無添加で新鮮な厳選素材を使用しているため、ヒューマングレード品質のドッグフードとなっています。
人間が食べることのできる品質ということであれば安全性については十分に信頼できる、ということも理解してもらえるでしょう。
安全性に信頼できるもう1つが環境規制が厳しい国であるニュージーランドで作られたドッグフードということです。
そして、使われている素材の牛や羊はグラスフェッドで飼育されているため、高タンパク・低脂質なドッグフードを実現させています。
牧草はビタミン・ミネラルが豊富ではありますが、カロリーやタンパク質が少ないので、牧草を与えて育てると牛や羊も自然と脂身の少ない状態になります。
犬に与える肉類は高タンパク・低カロリー・低脂質が良いとされているため、グラスフェッドで育てられた牛・羊の肉をまさに最適な食材といえるでしょう。
ブッチドッグフードを与えてみてわかったメリット
さて、ブッチを調べれば調べるほど、愛犬に食べさせてあげたくなり、すぐにお試しセットを購入して与えてみました。
その時に、メリットだと感じたことをご紹介します。
- 食いつきが段違いに良い
- トッピングにも使えるので便利
- 毛並みや毛つやが良くなってきた
- 歯がキレイだと獣医師さんに褒められた
- キャップが付いているから便利
食いつきが段違いに良い
ブッチを与えるようにしてから気づいたメリットは、まず食いつきが段違いに良いということです。
やっぱり、犬にとって生肉が一番のご馳走なのでしょう。
ブッチをカットしている最中にも関わらず、台所まで飛んできて餌をせがんできます。
食べやすいサイズにカットしてお皿に乗せると、ものの数分でペロリと完食してしまうほどの気持ちいい食べっぷりです。
水分が多く含んでいるから食感も肉に近く、体調不良のときでもブッチは食べやすいので、今では愛犬にとってお気に入りのフードになっています。
トッピングにも使えるので便利
ブッチをメインにして与えるのもおすすめですが、普段のドライタイプのドッグフードにトッピングとして使うのも効果的です。
中にはグルメ家な犬やドライタイプのフードが苦手だという犬もいるため、ウェットフードを混ぜて与えているという人もいるのではないでしょうか。
私の場合もドライタイプのフードに飽きないようにブッチをトッピングに使う、あるいはそのまま与えるといったようにローテーションさせています。
体調不良・夏バテで食欲が少なくなってしまった愛犬でも、しっかり食べてくれるのでブッチを使って欲しいですね。
毛並みや毛つやが良くなってきた
ブッチに切り替えて1ヶ月したあたりから、愛犬の毛並みや毛艶がよくなってきた気がします。
毛並みがよく柔らかくなってきたように感じたので、しっかりと栄養を取れている証拠だと感じています。
ちなみに、以前まで与えていたドッグフードはお世辞にも安全性や栄養面において高品質で信頼できるドッグフードとはいえなかったので、毛質の悪い原因はやはりドッグフードなのだと実感しました。
歯がキレイだと獣医師さんに褒められた
ブッチはドライフードとは違って柔らかいので、歯茎などに残りにくいからか、歯石がつきにくいようです。
歯石除去のために動物病院へいったとき、歯がキレイと獣医師さんに褒められたのが驚きでした。
歯石があると口臭や歯周病になるので愛犬のケアは怠らずにしていましたが、まさか獣医師さんに褒められるとは思わなかったので意外なところでメリットを感じました。
キャップが付いているから便利
ブッチはパッケージに包まれているため、カットしたあとの保存に困ってしまうのではと不安に思う方もいるでしょう。
しかし、ブッチを購入するとキャップがついてくるので、カットした部分が空気に触れることなく冷蔵保存ができるので安心です。
ブッチドッグフードを与えてみてわかったデメリット
ブッチを買い与えてみて、ドライフードと比べてデメリットだと感じるところもありました。
- 開封後は賞味期限がとても短い
- カットや冷蔵保存が手間に感じる
開封後は賞味期限がとても短い
ブッチの賞味期限は開封後10日なので、小型犬によっては食べきれない量になるのはデメリットに感じました。
冷凍保存するというのも1つの対策ではありますが、冷蔵保存よりも香り・風味だけでなく、質も落ちてしまうので、愛犬の食いつきが悪くなることもあるでしょう。
冷凍保存したブッチはトッピング用にするなどの工夫をするといいかもしれませんね。
カットや冷蔵保存が手間に感じる
いつも与えているドッグフードとは違い、使うたびにカットして、余った分は冷蔵保存するというのは手間に感じてしまいました。
少しでも手間を省くのであれば、あらかじめ1度に与える量を小分けしてラップに包んで冷蔵保存しておくと楽です。
カットしている間、愛犬が嬉しそうに足元に駆け寄って、待っている姿を見られるので幸せを感じますが・・・。
ブッチドッグフードの口コミ
他にもブッチを実際に愛犬に与えた方の口コミを集めてみました。
ブッチの良い口コミ
子犬の頃からあれるぎーに悩まされてようやく16歳になった愛犬が、余生もあとわずかだというのに、免疫性疾患で、目のまわりと鼻先の毛がごっそりと抜けて、まるでアライグマのようになってしまいました。
足取りも急にトボトボとしたものになり、いまさらながらも、よりよいフードとサプリメントを求め、いろいろと試してみましたが、どれもダメ。そんな折りに聞いたブッチを試してみたら、2週間ほどで抜け毛で皮膚が露出していたところに産毛が生えてきて、足取りもトボトボえはなく、しっかりとなりました。
消化吸収がいいと、そのぶんの体力が回復にまわると聞いていましたけれど、なるほどこういうことかと。
私はオススメします。ホワイトもいいですけど、ブラックもいいです。Amazon
シニア犬や病気で弱ってしまっている愛犬には、消化に優しい生に近いフードを与えましょう。
必要な栄養素を、短時間でしっかり吸収できます。
ブッチの悪い口コミ
高級ドッグフードのブッチは食いつきはいいけどうんちがくさくなる💩💩高級カリカリ食べてほしいが食いつき△
— chanyuri(YuN..*) (@YuNCoRo_AION) December 25, 2019
放射能や産地偽装等で国産のものも安心できない為、NZ産で、レヴューも良かったこの商品を購入してみました。
食いしん坊のアメリカンコッカーと、猫に上げましたが、これまで、大抵のフードは食べてくれていましたが、ブルー、ホワイトともに食いつきが、かなり悪く・・・保存も大変、温めると液状になり・・・とにかく買ったことを後悔しました。Amazon
ブッチの口コミまとめ
食いつきのよさに関する高評価の意見が圧倒的に多いのがブッチの口コミをみていて感じました。
しかし、100%どの犬にも好かれるドッグフードというのは存在しないので、中には食べてくれない犬もいますが、それでもグルメ家やドライタイプを渋る愛犬が驚くほど食べてくれたという口コミもちらほらあります。
また、栄養・安全性・水分量などの影響から、毛並み・毛艶もよくうんちの調子がよくなったという意見もありました。
また、ブッチのみを与えているという意見は少なく、野菜やドライフードに混ぜて与えている家庭も多いようです。
お得に買うならどこ?公式・Amazon・楽天の料金比較
さて、ブッチを愛犬に食べてもらいたいけれど、少しでも安価で買えると嬉しいですよね。
そこで、公式以外にもどこで買えるのか、どこで買うのが安いのかを調べてみました。
公式 | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | 3,000円 | - | - |
定期購入 | 1,263円/800g 2,527円/2kg | - | - |
通常購入 | 1,430円/800g 2,808円/2kg | 6,200円/2Kg | 1,430円/800g 2,860円/2kg |
送料 | 初回は送料無料。 2回目からは有料。 | 1,280円 | 1,210円 |
お得に買うなら公式がおすすめ
ブッチは公式・Amazon・楽天のどれでも販売はありましたが、お得にかつ安全に買うなら断然公式がおすすめです。
まず、公式ショップがAmazonや楽天で販売しているわけではありませんので、公式以外で購入した場合は品質を保証できるものはありません。
また、通常価格+送料込みで比較をしたとしても公式サイトが一番安くなります。
さらに、公式サイトでは定期購入をすることで10%OFFになるので、ブッチが欲しい場合は公式サイトで買い求めるようにしましょう。
3種類試せるトライアルセットを買おう
ブッチにはブラック・ホワイト・ブルーの3種類があるので、愛犬にどれが合っているのか全種類をお試してみたいかと思います。
そこで、ブッチでは800g×3種のトライアルセットを販売しています。
通常3種類のブッチを購入すると税込4,455円のところ、トライアルセットでは税込3,000円です。
購入前に知りたいブッチドッグフードを調査
ブッチを買う前に知っておいてほしいことをまとめてみました。
賞味期限と冷蔵・冷凍保存について
ブッチはチルドタイプのウェットフードになるので、気になるのは賞味期限と保存方法ではないでしょうか。
賞味期限について
保存料など使用しておらず、水分量の変化や酸化による品質劣化を防ぐためには7〜10日ががベストということですね。
ちなみに未開封の場合は、購入時期によって変わるので、パッケージに記載されている賞味期限を確認するようにしてください。
保存方法について
ただし、開封後7〜10日以内に使いきれないという場合は冷凍保存することも可能です。
冷凍保存をする場合は、あらかじめ1度に与える量にカットしてラップに包んでから冷凍してください。
冷凍するとだいたい6ヶ月ほど保存可能にはなりますが、徐々に品質は劣化してしまうので、できる限り早めに使い切る方が得策です。
よくある質問
ブッチは焼く・温めて与えても良いものなの?
あまりオススメしません。
ブッチを焼いてしまうと中の水分が蒸発してしまいます。
温める場合は500〜600Wの電子レンジで30秒ほど軽く温める程度なら良いでしょう。
ブッチをおやつとして与えてもいいの?
問題ありません。
ブッチは総合栄養食なのでごはんとして与えるのがメインとなりますが、おやつとして与えても問題ありません。
おやつとして与える場合は主食に影響がないように量を調節しながら与えるようにしてください。
ブッチを与えるのに適した年齢はある?子犬やシニア犬にも与えられるの?
全ステージ対応のドッグフードなので問題ありません。
ブッチは全年齢を対象にしているので子犬・成犬・シニア犬、全犬種におすすめできます。
ただし、給餌量が違うので公式サイトで確認してから与えるようにしてください。
定期購入に縛りはある?
ありません。
定期購入初回から回数などの縛りはないので、いつでも解約・休止することができます。
ただし、解約は発送日の10日前に連絡する必要があるので注意してください。
解約・休止・数量変更はブッチジャパンのマイページから24時間受付可能です。
ブッチドッグフードの評価まとめ
ブッチは、栄養・安全性ともに信頼ができるヒューマングレード品質のドッグフードす。
口コミでも高評価が多く、あなたの愛犬の好みに合うのであれば、ぜひおすすめしたいドッグフードの1つといえます。
チルドタイプということなので保存方法は少し手間なのは正直なところありますが、食いつきがよく、体調不良のときにも食べやすいので活用できる幅は広いでしょう。
気になっている方は、まずはトライアルセットで愛犬の好みを見つけてから、定期購入でお得に与えていくことを検討してみてください。