【シーザードッグフードの口コミと評判】口コミ通り原材料に不安な添加物あり

シーザー 口コミ

シーザードッグフードは上品で、高貴なイメージあるウエスティをイメージキャラクターにしていることでも有名なドッグフードです。

製品名は覚えていなくても、この犬のパッケージは覚えている、CMは印象に残っているという飼い主さんは多いのではないでしょうか。

他社の犬用缶詰に比べると単価が高いものの、その嗜好性の高さから、とても人気が高いロングセラー商品です。

では、シーザードッグフードは、はたして人気に比例する商品でしょうか。

安全性に問題がないのか、常用しても大丈夫なドッグフードなのか詳しく調べてみました。

商品名シーザー 成犬用 吟選ビーフ 野菜入り
商品評価Bランク
評価の基準はこちらで説明しています。
購入価格/内容量152円(税込)/100g(1個)
※価格はAmazon参照
価格/一日あたり760円
※体重4kg、一日5パック摂取の場合
原産国オーストラリア
主原料チキン、ビーフ等
対応年齢成犬用
目的総合栄養食
グレインフリー×
人工添加物×
ヒューマングレード×
販売会社マース ジャパン

シーザーの特徴


シーザーは、小型犬の場合は1食1個と、手軽に使えることも人気が高い理由のひとつです。

そんなシーザーの特徴について紹介します。

特徴

  • ラインナップが多い
  • シーザーは総合栄養食ではない?
  • カロリーが低い
  • ドライフードのトッピング用向け

ラインナップが多い


シーザーは、製品のラインナップが多く、食事の度にフレーバーを変えることが出来るので、愛犬も飽きることなく毎回しっかりと食べてくれます。

食欲がそれほどないときでも完食してくれることから、多くの飼い主さんが満足度を実感しているドッグフードです。

シーザーは総合栄養食ではない?


一般食という分類になりそうですが、メーカーの公式サイトでは総合栄養食という表記されています。

これはAAFCOの基準値がドライフードを対象にしているためで、水分が多く含まれているウェットフードのシーザードッグフードの場合は、水分を取り除いた状態で基準を満たしているかどうかをチェックする必要があります。

他のサイトなどで、シーザードッグフードが総合栄養食ではないと書かれていることもありますが、水分を考慮していない状態で「不足している」としているのです。

シーザードッグフードは水分量が87%ですので、水分以外は13%しかありません。

水分以外は13%のうち5.5%がたんぱく質で、2%が脂質です。

つまり、水分を取り除いたときのそれぞれの割合は、たんぱく質:42.3%、脂質:15.4%となり、いずれも「たんぱく質18.0以上、脂質5.5以上」としているAAFCOの基準値を満たしていることになります。

つまり、メーカーが提唱している総合栄養食という記載自体は間違いではありません。

ドッグフード大学編集部
しかし、本当に栄養があるかどうかは、成分だけで判断するのは賢明とは言えません。使用している原材料の質もしっかりと見るようにしましょう。

カロリーが低い


総合栄養食として認められていることはわかりましたが、、シーザードッグフードだけを主食にするのはおすすめできません。

シーザードッグフードが総合栄養食ではないと言われる理由は、シーザーのカロリーは100gあたりたったの65kcalのためです。

1日に342kcal(※体重4kgの場合)が必要と言われる犬の場合、シーザードッグフードを1日5パックも食べなくてはいけません。

ドッグフード大学編集部
毎日5パック与える場合、犬用缶詰の中でも高めのシーザードッグフードだと、一日700円程度かかる計算になってしまいます。

ドライフードのトッピング用向け


いくら食いつきがいいウェットフードとはいえ5パック平らげるのは大変です。

また、シーザードッグフードだけを主食にすると、食べきれなかったときに栄養不足になってしまいます。

とはいえ、シーザーの低カロリーは、ドライフードとの相性もよく、トッピング用としては大変魅力があります。

今与えているドライフードの食いつきが良くないという方は、ドライフードにミックスするなどして与えた方が良いでしょう。

公式サイトの給与方法でも、「いつものドライフードにミックスした食事をおすすめします。」とはっきり記述されています。

シーザードッグフードの原材料と安全性


シーザードッグフードに使われている原材料は一体なんでしょうか。

原材料とその安全性について調べてみました。

原材料と成分

シーザー 成犬用 吟選ビーフ 野菜入りの原材料

危険材料は赤文字で表示し、危険じゃないが不安な材料は緑文字で表示しています。

肉類(ビーフ等)、野菜類(にんじん、いんげん、じゃがいも、パプリカ)、ビタミン類(B1、B12、D、E、コリン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(Ca、Cl、Cu、I、K、Mg、MN、ZN)、アミノ酸類(グリシン、システイン、メチオニン)、増粘多糖類、pH調整剤、EDTA·Ca-Na、キシロース、発色剤(亜硝酸Na)
シーザー吟選ビーフ野菜入りふわふわローフタイプの成分
粗タンパク質6%以上
粗脂質2%以上
粗繊維0.6%以下
粗灰分2.5%以下
水分87%以下
エネルギー
(100gあたり)
65kcal

安全性

粗悪な原料(4Dや副産物)肉類(チキン、ビーフ
危険成分(化学合成物質)無し
好ましくない原料発色剤(亜硝酸Na)、増粘多糖類
その他無し

タンパク質が低い

先程、シーザーはAAFCOの基準値を満たしているため、メーカーが提唱している「総合栄養食」は間違いではないということを説明いたしましました。

しかし、成分表を見てみると犬にとって最も重要な栄養素であるタンパク質はたったの6%以上です。

一日に必要なカロリー分5パック与えればタンパク質30%にはなりますが、先程も申し上げたとおりコスパがかなり悪くなります。

肉類の記載

さらには肉類に「等」という表記があります。

副産物などが使われている可能性がありますので、厳選されたいい素材とは言えません。

公式ホームページを見ても、どこの原材料を使用しているのかの記載がないため、どのような環境で育った動物の肉が使われているのか不明です。

不要な野菜が含まれている

また、野菜が入っていますが、野菜は犬にとって必ずしも必要な食材ではありません。

例えば、じゃがいもは血糖値を急上昇・急下降させる高GI値野菜となり、満腹感は得られますが犬にとって摂取はあまり好ましくはありません。

しかも野菜をさらに色鮮やかにするために、何らかの加工がされている可能性もありますので、ドッグフードの材料としてはあまり好ましくありません。

添加物がとにかく多い

シーザードッグフードには増粘多糖類や発色剤(亜硝酸Na)が使われています。

増粘多糖類は粘りやとろみをつけるため、または品質保持のために使われている添加物です。

必ずしも悪いものとは限りませんが、安全性の確認が完全にできているわけではありません。

亜硝酸Naはハムなどに使われていますが、こちらも劇物であり多量摂取は命の関わる危険な添加物です。

危険な原材料について詳しく知りたい方はこちら

シーザードッグフードの口コミ

シーザードッグフードには、どのような口コミがあるのか調べてみました。

シーザードッグフードの良い口コミ

秋ですからワンコの食事に変化をと。
朝はいつものカリカリ、夕食にこれ。
ワンコは瞳キラキラ大喜びです。
すごい勢いで食べます。Amazon

ちの子の大好物です。シーザーは、食いつきがいいですね。いろんなタイプがあるので、飽きませんね。Amazon

薬を飲ませる為のシーザーです。
ウチのヤツ、どうやっても薬を飲まんのです。
どうごまかしても、のど元に放り込んでも、その都度「凄い!」と喝采したくなるほどの妙技で出してしまうのです。
ほとほと疲れ果て、仕方なく「高い」と敬遠していたシーザーの手を借りることに。
結果は完食です。
薬の有無をチェックすることなく、フガフガ言いながら一気に平らげます。
少しでも安く、とのまとめ買いでございます。楽天

シーザードッグフードの悪い口コミ

初めは,凄い勢いで食べていたが、食べなくなってしまった。
商品が悪いのではなく、犬が食べ飽きたのだと思う
変な匂いもしないし、良い製品だと 思うAmazon

初めて調べてみたら、単価が高すぎてびっくり。購入したいのは山々ですが…
どうにかならないものでしょうか…Amazon

シーザードッグフードの口コミまとめ

シーザーの口コミを見てみると、「食いつきがいい」「毎回完食!」という意見が多く、リピート率も高いようです。

薬をどうしても与えたいため、ドライフードを完食させるために使用するなど、目的によっては大活躍しているようです。

悪い口コミでは、食いつきがそんなに良くない、単価が高いといった声が聞かれています。

中にはサンプルが一方的に送られてきたという声もあるので、メーカーの宣伝方法に少し疑問を感じざるおえません。

シーザードッグフードよりおすすめのウェットフード

シーザードッグフードは、タンパク質がほとんどなく、カロリーも低いため正直なところ食べやすいと言うだけで栄養のない食事と同じです。

そこで、ここでは人間が食べられるレベルの原材料のみを使用し、人工添加物を一切使用していない無添加のウェットタイプドッグフードを紹介します。

シーザーでは少し不安という方は是非参考にしてみてください。

ブッチ

ブッチは全犬種・全年齢対応の総合栄養食です。人工添加物や消化に悪い穀物を一切使用せずに、独自の製法で生肉に近い食事に仕上がっています。3種類の肉ベースから選べるので飽きっぽい愛犬でも安心です。

ブッチ製品は水分含有度約70%なので、消化吸収に優れ肉に含まれる栄養価をしっかりと摂取できます。

原材料は世界一環境規制が厳しいと言われるニュージーランド産で、新鮮で安全なヒューマングレードの食材のみを使用。

高品質なドッグフードのため価格は、800g(1本)で税込み1,430円と高価ではありますが、定期購入なら1,287円(税込み)と1,000円弱でお得に購入できるのが魅力的です。

また、他にトッピングのいらない総合栄養食なので、これだけで必要な栄養が摂取できます。※体重3kgの一日あたりの平均供与量は186gのため、1本あたり4〜5日間分

愛犬の健康を第一に考えるなら、無添加で原材料の安全性が高いドッグフードを選びましょう。

内容量800g(1本)
体重5kg以下の場合4日〜5日分
1日あたりの価格257円〜321円
※定期コース10%OFFの場合
粗タンパク質10.5%以上
カロリー121.4kcal/100g

※成分ブラックレーベルの場合

\お試し価格3本で3,000円!送料無料/
ブッチの公式サイトはこちら

カナガン チキンウェットフード

イギリス産のドッグフードで、人間が食べられるレベルの新鮮なチキンを使用し、サツマイモやりんごといった野菜やフルーツもバランス良く入っているので、まるで手作りのような安心安全な食事を与えられます。

カナガンは、ドライフードでは高タンパクでグレインフリーと犬にとって本当に必要な栄養素だけを詰め込んだドッグフードとして大変好評で、そのウェットタイプのフードとなります。

香料や着色料は不使用で、生肉に近い独自の製法で食いつきを良くしているので、安心して与えることができます。

また、オメガ3脂肪を含むサーモンオイルなどシニア犬への補助成分も含まれています。

カナガンウェットタイプはトッピング用としてはもちろん、主食として与えることができる、子犬からシニア犬まで全犬種・全年齢対応の総合栄養食です。

内容量400g(1缶)
体重5kg以下の場合2日〜4日分
1日あたりの価格213円〜426円
※定期コース20%OFFの場合
粗タンパク質10.5%
カロリー約105kcal/100g
\最大20%OFF/
カナガンの公式サイトはこちら

シーザードッグフードの評判

シーザーの嗜好性の高さは、ペットショップ関係者の中でも有名な話です。

母犬から引き離され、精神的にも体力的にも極限状態にある子犬の食欲を回復させることのできる起爆剤としてシーザーはよく用いられています。

原材料からは、なぜそこまで食いつきがいいのか特定することは難しいですが、なんらかの工夫によりその驚くほどの嗜好性がつくりだされているのでしょう。

好き嫌いがはっきりしているワンちゃんの飼い主さんにしてみると、これほど食いつきのいいドッグフードはとてもありがたいですよね。

シーザーの販売価格から考えると、高いとはいえ1食あたり150円程度ですから、小型犬であれば、ちょうどいい値ごろ感ともいえます。

ただし、ドライフードも同時に与えますので、食費全体で考えたときには割高感は拭えません。

1食150円で1日2食で300円、1ヶ月なら9,677円です。

これだけの金額をすべてドライフードに使えば、なかなか手を出せないようなプレミアムドッグフードだって買えてしまいます。

安全性が低い安物のドッグフードと添加物が入っているシーザードッグフードを合わせて食べさせるよりも、グレインフリーで無添加無着色の安全性なドッグフードを与えるほうが、飼い主さんとしては安心できますよね。

シーザードッグフードはやはり安全性でも不安がありますし、価格も決して安いものではありません。

ただ、その食いつきの良さは魅力的ですので、愛犬の食欲が落ちたときにうまく活用してあげるという使い方がおすすめです。

常食ではなく、特別なときの食事として覚えておくといいでしょう。