愛犬の缶詰と言ったら、やっぱり「デビフ」でしょう。
ラインナップも豊富で、色々な味が選べるので、愛用されているご家庭もとても多い人気商品です。
「餌ではなく食事を提供する」というスタンスからも分かりますように、安全性はもちろんのこと食べる喜びも追求して作られているドッグフードでもあります。
そんなデビフ缶詰の特徴と評判について紹介します。
商品名 | デビフささみ角切り |
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商品評価 | Bランク |
購入価格 | 324円/150g ※価格はAmazon参照 |
100gあたり | 70kcal |
原産国 | 日本 |
主原料 | 鶏肉ささみ |
対応年齢 | 全犬種・オールステージ |
目的 | 栄養補完食 |
グレインフリー | ✕ |
人工添加物 | ✕ |
ヒューマングレード | ✕ |
販売会社 | デビフペット株式会社 |
この記事の目次だワン
デビフ缶詰の特徴
デビフ缶詰は入手性が高く、ほとんどのペットショップの商品棚には必ず並んでいるので、誰もが一度は見たことがあると思います。
中でも、「ささみ角切り」は一番嗜好性が高いことから、食欲不振時の救世主として、多くの飼い主さんから支持されています。
まずは、そんなデビフ缶詰の特徴を見ていきましょう。
デビフ缶詰の特徴
- 種類が豊富
- 総合栄養食ではなく栄養補完食
- 缶詰の中では価格が高め
種類が豊富
デビフは、鶏肉メインの150g缶だけでも9種類と多く、他にも牛肉たラム肉、魚など缶シリーズだけでも48種類あります。※2020年2月時点
手作りフードを作っているという飼い主はバリエーション多く使用できるため人気です。
目的別で与えられるのもデビフドッグフードの魅力の一つです。
総合栄養食ではなく栄養補完食
この製品は、150g入りで、小型犬であればちょうど一食分の量に相当します。
しかし、パッケージの表記を確認すると「栄養補完食」という記載がされています。
つまりは、この製品だけでは食事として栄養バランスが整わないので、あくまでも「おかず」として味付けやトッピングとして与えてくださいということになります。
ドライフードにトッピングして与える場合には、肥満防止のために、この製品分のカロリーを考慮してドライフードを与えるようにしてください。
1日に必要なカロリーが350kcalなら、デビフささみ角切りドックフードは1缶70kcalですので、ドライフードは280kcalになるように調整しましょう。
ただし、カロリーだけ計算していては他の栄養成分が不足する可能性もあります。
缶詰の中では価格が高め
デビフ缶詰は、他の缶詰ドッグフードの中でも高めです。
デビフ ささみ角切り | 324円/150g |
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シーザー 絹ささみ 野菜入り | 143円/100g |
ペディグリー 角切り ビーフ&緑黄色野菜 | 163円/400g |
※価格はAmazon参照
国内の工場で国産原材料を使用しているため安全性が高いのは確かですが、外国産に比べて2.5倍近くします。
また、成犬で体重3kgの愛犬に一日に与える目安は50gなので、一日あたり162円する計算となり、そこにドライフードも加えないといけません。
総合栄養食であり、安全性の高いプレミアムドッグフードでも一日あたりの食事コストは300円以下なので、デビフ缶詰は毎日の食事として考えるとコスパは悪いと言えます。
デビフ缶詰の原材料と安全性
デビフに使用されている原材料から安全性について調べてみました。
原材料と成分
危険材料は赤文字で表示し、危険じゃないが不安な材料は緑文字で表示しています。
タンパク質 | 15.5%以上 |
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脂質 | 0.5%以上 |
粗繊維 | 0.5%以下 |
灰分 | 1.1%以下 |
水分 | 83.5%以下 |
エネルギー (100gあたり) | 70kcal |
安全性
粗悪な原料(4Dや副産物) | 無し |
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危険成分(化学合成物質) | 無し |
好ましくない原料 | 食塩、発色剤(亜硝酸Na) |
その他 | 無し |
国産の原材料を使用
国内産の原材料を使用しているとのことですので、鶏ささみ肉の安全性はとても高く、安心して与えることができます。
また、デビフのドッグフードは新潟にある本社工場で作られていますので、海外製のドッグフードのように輸送中の変質などの不安もありません。
より安心して与えられるドッグフードを望んでいる飼い主さんにおすすめできる製品になっています。
発色剤(亜硝酸Na)の使用
この製品は、「保存料、着色料」は使用していませんが、「発色剤」として亜硝酸Naを使用している点が気になります。
安全な製品を選ぶ基準の一つとして、保存料や着色料の不使用は大前提ですが、それらを使っていなくても「発色剤」を使用しているのであれば意味がありません。
発色剤には発癌作用もあり、愛犬の健康においてなんらメリットがありません。
また、亜硝酸Naは劇物の扱いで、人間での致死量は2gと言われています。
私たちが口にするハムやソーセージなどにも使われていて、変色を防いだり獣臭さを取り除いたりする効果がありますが、それでも劇物だと分かると口にしたくないですよね。
そんな原材料を使ったドッグフードを愛犬に与えるのは、やはり躊躇してしまいますよね。
定番の製品でこれまでも使われてきたものですので、それを把握した上で使用するのであれば、デビフささみ角切りドックフードは魅力的なドッグフードです。
デビフ缶詰の口コミ
デビフ缶詰の良い口コミ
我家の愛犬は歯が抜けてきたので、硬いエサは食べられなくなりましたが、デビフのささみ角切りは具材が柔らかいので食べやすく、スープと馴染んでいるので食いつきが違います。
栄養面でも体にも良さそうですし、与えて安心できる製品です。Amazon
ササミの角というよりは小さな肉片とスープで、色味も自然、私が見てもおいしそうで
脂身少なく、健康食です。そのまま人間にも欲しいメニューだと思う間もなく完食
それなりの値段なので、ご褒美に結構与えています。Amazon
デビフ缶詰の悪い口コミ
我が家の犬も老犬になってしまい固いものが食べられなくなってきました。
ささみの角切りというかゴロゴロしたささみがたっぷりと入っていてとても柔らかかったです。
食べやすいせいもあってぺろりと平らげてしまいました。
ただ価格はとても高いなと感じました。Amazon
デビフさんの商品は、ランダムで「酸化防止剤」「安定剤」「発色剤」が入っていますが
このささみの缶詰になんで「発色剤」が必要なのかなと思います。
犬は色なんか気にしません。
たまに食べるには問題ないと思いますが、毎日摂取し続けたら良くない成分ではないんでしょうか。Amazon
デビフ缶詰の口コミまとめ
デビフささみ角切りは、ドライフードの食いつきをよくするトッピング用として便利という口コミが目立ちました。
しかし、一方で価格が高すぎるといった声も見られます。
また、他の種類で「酸化防止剤」「安定剤」「発色剤」が使用されているのが気になるという声もあります。
価格も高く、栄養面で不安もありますが、国産という安心感はあるドッグフードなので、毎日与えるというよりは食欲不振の際やご褒美程度で与えるのがちょうど良いかもしれません。
デビフ缶詰よりコスパが良くておすすめのウェットフード
先程もお伝えしたとおり、愛犬の栄養バランスで優れているのは、総合栄養食であるドライフードです。
ですが、「ドライフードだと食いつきが悪い」「うちの子はウェットドッグフードしか食べない」という愛犬のために、おすすめの総合栄養食として与えられるウェットタイプのプレミアムドッグフードを紹介します。
ブッチ
ブッチ製品は水分含有度約70%なので、消化吸収に優れ肉に含まれる栄養価をしっかりと摂取できます。
原材料は世界一環境規制が厳しいと言われるニュージーランド産で、新鮮で安全なヒューマングレードの食材のみを使用しており、他にトッピングのいらない総合栄養食なので、これだけで必要な栄養が摂取できます。
高品質なドッグフードのため価格は、800g(1本)で税込み1,430円と高価ではありますが、定期購入なら1,287円(税込み)と1,000円弱でお得に購入できます。
愛犬の健康を第一に考えるなら、無添加で原材料の安全性が高いドッグフードを選んであげましょう。
カナガン チキンウェットフード
カナガンは、ドライフードでは高タンパクでグレインフリーと犬にとって本当に必要な栄養素だけを詰め込んだドッグフードとして大変好評で、そのウェットタイプのフードとなります。
香料や着色料は不使用で、生肉に近い独自の製法で食いつきを良くしているので、安心して与えることができます。
また、オメガ3脂肪を含むサーモンオイルなどシニア犬への補助成分も含まれています。
カナガンウェットタイプはトッピング用としてはもちろん、主食として与えることができる、子犬からシニア犬まで全犬種・全年齢対応の総合栄養食です。
番外編おすすめのトッピングフード
「今与えてるドライフードの食いつきが悪い」
「できればドライフードを中心に食べてほしい」
という飼い主のために、ドライフードのトッピングにおすすめのフードを紹介します。
馬肉パラパラミンチ
犬に生肉を与えて大丈夫?と思われる方もいらっしゃると思いますが、生肉は加熱していない分お肉本来の栄養がしっかりと取れる万能の食材です。
馬肉はとくに他の肉に比べて低アレルゲンで安全性が高いお肉なので、人間だけでなく愛犬にも是非与えてほしい食材の一つでもあります。
余計なものが入っていないので、食いつきがいいだけでなく、消化もよく、低脂質。低カロリーなのでダイエット中の愛犬のトッピングにもおすすめです。
冷凍保存なので賞味期限が長め(加工日から180日)なのも嬉しいですね。
公式サイトはこちら
ベニソン-Venison-
もともと犬は肉食であり、生肉の消化をしやすい体で、お肉に含まれるタンパク質やミネラルをしっかり摂取することで毛並みや涙やけの改善、ダイエットに効果を発揮します。
また、鹿肉は鉄分・ビタミン・不飽和脂肪酸が他のお肉より多く含まれてるので健康維持にもぴったりなトッピングです。
さらに、ベニソンが加工されている工場は、星付きレストランも利用する衛生管理のしっかりとしたジビエ処理施設で加工されているので安全性も高いものとなっています。
デビフ缶詰の評判
ペットショップの定番といえるこの製品は、缶詰以外にも離乳食、流動食、おやつなども揃い、ペットショップの商品陳列棚には欠かせない存在です。
とても嗜好性が高いので、ストレスや体調不良で食欲のない場合、シニアになるドライフードを食べる事が難しい場合などの「とりあえず何か食べて欲しい」という時に役立つ製品です。
とはいえ、気になる点は、やはり発色剤を使用しているということです。
さらに、デビフ製品の価格は、他社製品に比べやや高めな設定になっています。
しかし、その嗜好性の高さから、「値段が高くても使い続けたい」という声が多く見られ、それだけ信用されているドッグフードですので、食欲不振が気になる場合には、値段には目をつぶって1度試しに与えてみるのもいいかもしれません。
ただ、缶詰特有のカロリーの高さ、添加物の使用、栄養バランスの不完全さから、主食として多用するのはおすすめできません。
あくまでもトッピング、もしくは手作りフードと合わせて使うのに適したドッグフードであることを意識して与えてください。
ウェットフードだけでしっかりと栄養を与えたい場合は、ここで紹介した総合栄養食のドッグフードを与えるようにしましょう。