パグに一番合うおすすめドッグフード【最適な餌はどれ?】

パグ ドッグフード

ブサイクなのが可愛いというブサカワ犬として人気の高いパグ。

無駄吠えも少なくてとても飼いやすいワンちゃんですが、掛かりやすい病気が多いことが気になっている人も多いのではないでしょうか。

すでに飼っている人も病気にならないようにいろいろ気を使っているかと思います。

でも、それらの病気のうちいくつかは飼い主さん次第で回避できます。

犬も人間と同じで健康を意識した生活を送れば、それだけ病気のリスクは下がります。

そのために最も重要なことが食事であるドッグフード選びです。

ここではどんなドッグフードを与えれば、パグが健康を維持できるのかについて詳しく説明します。

これから飼いたいと思っている人も、すでに飼っている人もぜひ参考にしてください。

パグの特徴


中国が原産国で、シワシワの顔が特徴のパグ。

見た目のイメージとは違い、警戒心もあなりなくマイペースな性格です。

そんなパグに一番合うドッグフードを知る前に、パグのかかりやすい病気などの特徴を紹介します。

かかりやすい病気


見てのとおり、鼻が短いのでいびきをかいて寝ていることもあり、病気ではないのかな?と心配になることも。

パグがかかりやすい病気について紹介します。

  • 角膜腫瘍
  • 死性髄膜脳炎(パグ脳炎)
  • 呼吸器疾患
  • 外耳炎
  • 膿皮症(のうひしょう)
  • 皮膚疾患
  • 脱臼
パグの病気として多い外耳炎や皮膚疾患、脱臼などは餌を改善することでそのリスクを下げることができます。

太りやすい


さらに13%のパグが肥満になるという報告もあるくらい、パグは太りやすい犬です。

パグは鼻の短い犬種なので、軟口蓋過長や鼻腔狹窄といった呼吸器の疾患を起こしやすいので、肥満にも注意が必要です。

この肥満を防ぐのもやはり餌の役割のひとつです。

もちろん運動も重要ですが、パグはあまり運動を好みませんので、消費カロリーを増やすのは簡単ではありません。

食欲旺盛なパグは食事量を減らすことも難しいため、太りにくいドッグフードを選んであげる必要があります。

でもどんなドッグフードが太りにくいのか、自分で判断できない飼い主さんもいるかと思います。

そのような飼い主さんのために、次章ではどのようなドッグフードを選べばいいのかについて、詳しく説明します。

パグのドッグフードの選び方


ドッグフードなんてどれも同じだと思っている人もいるかもしれませんが、見た目は似ていても実は使われている原料や栄養成分がそれぞれに違います。

そして安全性も商品ごとに違いますので、それらをきちんと把握してパグに最適なドッグフードを選ぶ必要があります。

パグの健康を維持するために重要なのが、ドッグフード選びです。

食事で気をつけること
  • 老廃物を発生にしにくい
  • 強い筋肉を作ることができる
  • 太りにくい食材を使う
  • 次に上記でご紹介したパグの食事に求めることを満たすには、どのようなドッグフードを選べばいいのか具体的に見ていきましょう。

    ドッグフード選びのポイント

    • 人工添加物を使っていない
    • グレインフリー(穀物不使用)である
    • 動物性タンパク質が多く含まれる
    • 血行をよくする成分が含まれている

    上記の4点がパグの健康を維持するためのドッグフード選びのポイントです。

    それぞれのポイントについて分かりやすく解説していきます。

    人工添加物を使っていない

    市販されているドッグフードの多くに人工添加物が使われています。

    人工添加物を使うと食いつきが良くなり、さらに賞味期限も伸ばせます。

    それだけ聞くと人工添加物を使っても良さそうですが、ドッグフードの添加物は、人間の食べ物では使用禁止になっているものも使われています。

    発がん性の高いものや、犬が消化吸収しづらいものもあります。

    そのような人工添加物を日常的に口にして健康を維持できるわけがありません。

    たまに食べるくらいなら目くじらを立てるほどではないかもしれませんが、日々の食事には適していません。

    すべての人工添加物が悪いというわけではありませんが、必ず入れなくてはいけないものでもありませんし、メリットよりもリスクのほうが高すぎます。

    大前提として、パグのドッグフードには人工添加物が含まれていないものを選びましょう。

    グレインフリー(穀物不使用)である

    犬は本来肉食の動物です。

    このため、肉は消化しやすいのですが穀物の消化吸収が得意ではありません。

    ところが、市販のドッグフードのほとんどに穀物が使われています。これは栄養バランスの問題ではなく、製造コストを抑えることができるためです。

    肉類よりも穀物のほうが圧倒的に安価であるため、犬の都合を考えずに穀物を使っています。

    そのようなドッグフードを口にすると、穀物を消化しきれずに体内に老廃物として溜まってしまいます。

    その老廃物は血管を使って、体のあちこちに運ばれていきます。

    その結果、体の末端の血管を詰まらせるなど血の巡りを止めてしまいます。

    血が巡らないと栄養が届きませんので、皮膚や被毛の状態がどんどん悪化します。

    それに加えて汗から排出された老廃物は皮膚に溜まるなど体の中と外から皮膚に負担をかけることになります。

    グレインフリーに切り替えただけで、皮膚炎が解消し被毛に艶が戻ったというケースもありますので、皮膚炎や外耳炎になりやすいパグのドッグフードには穀物不使用の製品を選びましょう。

    動物性タンパク質が多く含まれる


    脱臼しやすいパグの体を強くするには、良質なタンパク質をしっかりと摂らせる必要があります。

    タンパク質には植物由来のものと動物由来のものがありますが、本来肉食の犬にとって良質なのが動物性タンパク質です。

    ただし肉や魚が原材料になっていれば何でもいいというわけではなく、原材料の質も問われます。

    ポイントは何の肉なのは明確になっているものを選ぶということです。

    理想は原産地まで分かっていることですが、そこまででなくても何の肉かまったく分からないもので作られたドッグフードは与えないようにしましょう。

    安いドッグフードには注意

    ドッグフードの肉には、人間が食べられる部分を取り除いた残りが使われることがよくあります。

    廃棄されるはずの部位ですので格安で入手できるためですが、例えば鶏の羽やくちばし、内臓なども使われています。

    ドッグフードによっては、原因不明で死んだ動物の肉も使います。

    そんな原材料で作ったドッグフードが体にいいわけがありません。

    パグのドッグフードには、必ず良質で何の肉なのかはっきり分かるものを選んでください。

    血行をよくする成分が含まれている

    健康を維持するために大切なのが血液の状態です。

    血液は酸素だけでなく栄養成分も体の隅々にまで送り届けます。

    そのような血液がドロドロの状態になって、流れにくくなったらどのようなことになるのか容易に想像できますよね。

    グレインフリーの項目でも解説しましたが、血の巡りが悪くなると皮膚炎や外耳炎などを発症しやすくなります。

    それを回避するために、パグのドッグフードには血液に流れが改善される成分が多く含まれたものを選びたいところです。

    具体的には魚に多く含まれるEPAやオメガ3脂肪酸がそれに当たります。

    パグのドッグフードを選ぶときには、EPAやオメガ3脂肪酸が含まれているとアピールしているものか、魚を多く使ったドッグフードを選びましょう。

    パグの子犬やシニア犬(老犬)の場合


    ここまでの説明は、パグの成犬に対するドッグフードの選び方でしたが、パグに限らず犬は成長ステージに合わせて最適な食事を与える必要があります。

    ここではパグの子犬と老犬に対して、どのような基準でフードを選べばいいのかを説明します。

    子犬のフードを選ぶときのポイント

    子犬は体が小さいため成犬よりもカロリーや栄養成分も少なめでいいと思っている飼い主さんもいるようですが、実際にはその反対で成犬よりも子犬のほうが高カロリーで栄養成分も多く与えなくてはいけません。

    子犬は日々体が大きくなっていきますので、この段階でカロリーや栄養成分が不足すると、筋肉も骨も弱々しくなってしまいます。

    子犬のときから強い体を作るためには、高カロリー高タンパク質のドッグフードを選ぶようにしましょう。

    ただし、パグの場合は子犬でも肥満には気をつけなくてはいけません。

    散歩や運動を程よく行って、カロリーオーバーにならないように気をつけてください。

    老犬のフードを選ぶときのポイント

    パグは通常でも運動量が少ないのに、老犬になるとさらに運動量が減ります。

    でも食欲は若いときのままということがよくあります。

    そうなると同じドッグフードを与えていると、消費カロリーが不足して確実に太ってしまいます。

    老犬のドッグフードを選ぶときにはカロリーが控えめのものを選びましょう。

    ただし、タンパク質まで減らしてしまうと、体があっという間に老化してしまいます。

    パグは老化が早く進む犬ですので、きちんとタンパク質を与えるようにしましょう。

    また老化を遅らせるために、サーモンのような抗酸化作用のあるフードを与えるのも有効です。

    関節に不安がある場合は、グルコサミンやコンドロイチンなどの成分も積極的に与えて、関節痛を少しでも改善できるようにしてあげましょう。

    パグにおすすめのドッグフード3選


    パグの健康を考えたとき、ドッグフード選びがいかに重要なのか分かってもらえたかと思いますが、上記の条件を満たすドッグフードを選ぶのは意外と大変です。

    お店には何種類ものドッグフードが並んでいますので、それらを一つひとつチェックするとなると気が遠くなりますよね。

    しかも上質のドッグフードはネットでしか販売していない商品もあり、比較検討するのも大変です。

    そこで、ここではパグにおすすめしたい市販のドッグフードを3種類ご紹介します。

    それぞれに特徴を把握して、愛犬に最適なドッグフードを選んであげましょう。

    このこのごはん

    国産の原材料を中心にヘルシーな鶏ささみや鹿肉を使った高たんぱく&低脂肪のドッグフードです。小型犬のための栄養バランスを考えられて作られています。

    このこのごはん特徴

    • 高タンパク&低脂肪
    • 国産原材料・国内専門工場で製造
    • グルテンフリー
    • 人工添加物・酸化防止・保存料不使用
    • ニオイ・毛並み・ドロドロ涙に効果大

    小型犬の症状で最も多いのが、便のにおいや毛並みの悪さ、そして涙やけです。

    これらはタンパク質の不足が一番の原因と考えられています。

    このこのごはんは、鶏ささみ・鹿肉・まぐろ・鶏レバーと低脂肪・低カロリーなお肉をバリエーション豊富に使っているので、犬にとって重要な栄養素であるタンパク質が22.8%と高いドッグフードです。

    また、良質なお肉にはビタミンやミネラルも豊富に含まれているので、血流を良くし内臓から健康をサポートしてくれるので、老廃物が原因の外耳炎や膿皮症(のうひしょう)といった皮膚疾患の予防に繋がります。

    その他にも高タンパク質の分解を助けてくれる青パパイアや牛骨といったカルシウムもしっかりと入っているので、脱臼の多いパグの丈夫な体作りにピッタリの栄養バランスです。

    小型犬を飼っているなら、是非「このこのごはん」を候補に入れておくようにしましょう。

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    モグワン

    パグの健康を維持するためのドッグフードとして、すべての条件を満たしているのがモグワンドッグフードです。ペット先進国であるイギリスで作られていますので、安全性がとても高いのもモグワンドッグフードの特徴のひとつです。

    モグワン特徴

    • 動物性タンパク質50%以上(粗タンパク質28%)
    • グレインフリー
    • 着色料、香料、人工添加物不使用
    • グルコサミンとコンドロイチン配合
    • オメガ3脂肪酸:1.29%

    原材料にチキンとサーモンを使用しているため、動物性タンパク質の割合を高いだけでなく、血行を良くするためのEPAやオメガ3脂肪酸もしっかりと含まれています。

    粗タンパク質が他の2種類よりも少ないのは、タンパク質を摂りすぎて腎臓に負担がかかるのを防ぐためです。

    モグワンドッグフードは食いつきのよさも考えられていますので、従来のドッグフードから切り替えしやすいのも飼い主さんには嬉しいポイントです。

    パグのような小型犬でも食べやすいようにと粒を小さくしていますので、子犬でも無理なく食べることができます。

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    ピッコロ

    モグワンと同じペット先進国であるイギリス産のシニア専用ドッグフードです。シニア犬に必要とされる栄養素をバランスよく配合しています。

    ピッコロの特徴

    • 全犬種・シニア犬(7歳〜)専用
    • チキンとサーモン70%以上配合
    • カロリーと脂質控えめ
    • グレインフリー・人工添加物不使用
    • 食物繊維豊富で毎日すっきり
    • グルコサミン・コンデロイチン配合

    シニア犬の加齢による運動量の減少、食事量の変化に合わせて作られたドッグフードです。

    チキンとサーモンの含有量70%と高タンパクなのに加え、サーモンには、オメガ3・オメガ6が豊富で血流を良くし、若々しい状態を保つのに効果を発揮してくれます。

    また、グルコサミン・コンデロイチン配合なので関節の健康サポートもばっちりです。

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    運動嫌いなパグには高タンパクでヘルシーな食事を

    パグは、古代から王族や貴族から愛された愛玩犬で、運動があまり得意ではありません。

    太りやすく、食べることも大好きなので、ヘルシーな食事を摂るように心がけなければなりません。

    しかし、ヘルシーな事よりも最も重要なのが良質なタンパク質を多く摂ることです。

    脱臼や皮膚疾患などにならないための丈夫な体を作る源は、動物性たんぱく質です。

    カロリーを抑えつつ高いタンパク質を摂取するには、鶏肉でも良いのですが、より良質なタンパク源として鹿肉や馬肉を使ったフードがおすすめです。

    また、血流の流れを良くし若々しい体を保つためには脂肪酸もかかせませんので、魚肉やサーモンオイルなどオメガ脂肪酸が入っているものを選ぶようにします。

    さらに、穀物や添加物が入っているドッグフードは体に老廃物を貯めてしまうため、無添加でグレインフリー(穀物不使用)またはグルテンフリー(小麦不使用)のドッグフードを選んであげるようにしましょう。