いぬはぐドッグフードの評判と口コミ!原材料と成分から分かる分析結果

いぬはぐ

犬の腸活に注目するというコンセプトがユニークな、「いぬはぐ」は、実はイギリス産のドッグフードです。

ペット先進国イギリス産だけあって、腸内環境の改善や、免疫力アップ、関節ケアなど、愛犬の健康に全方向で配慮されています。

今回はそんないぬはぐドッグフードの特徴や原材料から分かる安全性、口コミなど、気になるポイントをまとめてご紹介します。

商品名いぬはぐ
商品評価Sランク
購入価格502円(税込)/100g
※価格は公式ホームページ参照
100gあたり332kcal
原産国日本
原材料鶏肉
グレインフリー×
人工添加物
ヒューマングレード
販売会社株式会社ペットハグ

いぬはぐドッグフードの特徴

いぬはぐドッグフードは、愛犬に長生きしてもらうために腸内環境を整えることに注目した、画期的なフードです。

腸内細菌のバランスを整えるために、乳酸菌やオリゴ糖を配合して、「菌活」をサポート。

さらに、体調管理のために健康志向の厳選したヒューマングレードの材料を使った、愛犬のおなかにやさしい総合栄養食です。

いぬはぐの特徴

  • 無添加かつヒューマングレードの原材料
  • 腸内環境を良くする腸活フード
  • FEDIAの基準をクリア
  • テキスト

無添加かつヒューマングレードの原材料

いぬはぐドッグフードは、人工保存料など体に害のある添加物を一切使っていません。

そのため、使われている原材料はすべて厳選されたヒューマングレードのドッグフードです。

スーパーで売っているような一般的なドッグフードは、危険な添加物がたくさん入っており、中には発がん性のものもあります。

ドッグフードに含まれる危険な添加物や原材料について詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

腸内環境を良くする腸活フード

いぬはぐドッグフードは、愛犬の腸内環境をよくするために、乳酸菌やオリゴ糖に加えてこだわりの天然由来成分を配合した、いうならば愛犬の「腸活フード」です。

愛犬の下痢や嘔吐を「ちょっと具合が悪いのかな」と簡単に考えていませんか?

じつは、犬の下痢や嘔吐はとても危険なサインであることが多いので要注意です。

下痢や嘔吐は、愛犬の腸内環境からのSOSの可能性があり、そのまま放置しておくと、胃腸炎や内臓疾患になることもあります。

FEDIA(欧州ペットフード工業連合)の基準をクリア

いぬはぐドッグフードは、ペット先進国のイギリス産です。

いぬはぐを製造しているイギリスの工場は、安全なペットフードを製造している工場だけに与えられるFEDIA(欧州ペットフード工業連合)の厳しい基準をクリアしており、とても安全です。

ドッグフード大学編集部
日本の基準より厳しい欧州の工場で生産されているからこそ、徹底した品質管理が可能なのです。

いぬはぐドッグフードの原材料と安全性

次に、いぬはぐの原材料を確認し、安全性について見てみましょう。

原材料と成分

いぬはぐの原材料

危険材料は赤文字で表示し、危険じゃないが不安な材料は緑文字で表示しています。

鶏肉、玄米白米、ターキー、アルファルファ、チキンエキス、鶏脂、ミネラル類、ビタミン類、クリノプチロライトクレイ、サーモンオイル、ベータグルカン、アミノ酸、マリーゴールド、グルコサミン、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コンドロイチン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ユッカエキス、オオバコ種子パウダー、リンゴ、プロバイオティクス
いぬはぐの成分
タンパク質22%以上
脂質6%以上
粗繊維3.7%以下
灰分7.5%以下
水分9%
エネルギー
(100gあたり)
332kcal

安全性

粗悪な原料(4Dや副産物)無し
危険成分(化学合成物質)無し
好ましくない原料玄米、白米
その他無し

高タンパク質とはいいがたい

イギリス産のプレミアムドッグフードであるいぬはぐの原材料を見ると、悪い素材は使用されていないことがわかります。

しかし、他のプレミアムドッグフードに比べると、高たんぱく質のフードとはいえないでしょう。

乾燥チキンを主原料にしているようですが、たんぱく質の割合はそれほど多くはありません。

グレインフリーではなくグルテンフリー

原材料は、多く含まれている順に記載されていることを覚えておいてください。

いぬはぐの原材料を見てみると、玄米は鶏肉の次に多く含まれているということが分かります。

玄米はビタミンや食物繊維が豊富で、基本的には犬に与えても大丈夫な素材ですが、胚芽の部分を食べることになるため、穀物アレルギーの愛犬にはおすすめできません。

グレインフリー・グルテンフリーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にどうぞ。

ドッグフード オートミールドッグフードの小麦・大麦・オートミールの違いって何?

穀物アレルギーならネルソンズがオススメ

タンパク質の量が多く、穀物アレルギーの犬でも安心して与えられるドッグフードをお探しなら、ネルソンズドッグフードがオススメです。

ネルソンズのパッケージネルソンズドッグフードの口コミの評価と口コミ!分析結果からわかるメリット・デメリット

脂質が少ない

犬にとって脂質は欠かせない栄養素です。

主に体内でエネルギー源として利用される脂質は、たんぱく質や糖質よりも多くのエネルギーを供給します。

脂質が不足すると免疫力が低下するほか、皮膚の乾燥や炎症を招きます。

いぬはぐにはチキンやサーモンなど、質の良い脂質が配合されていますが、成分分析値によると6.0%配合されており、脂質が少ないのが気になります。

必要な資質の量

子犬が1日に必要とする脂質の量は体重1kg当たり3gで、成犬の場合は体重1kg当たり1.5gといわれています。

例えば、体重1kgの子犬は3gの脂質を必要とします。

体重1kgの犬へのいぬはぐの1日の給与量は25gですから、「25×0.06=1.5」となり、1日に約1.5gの脂質を摂取することになります。

ドッグフード大学編集部
良質な脂質が配合されているとはいえ、成長期の愛犬にいぬはぐだけを与えた場合には脂質不足に陥る可能性があります。

いぬはぐドッグフードの口コミ

いぬはぐを実際に愛犬に与えている飼い主の口コミを集めてみました。

いぬはぐの良い口コミ

いぬはぐの口コミのまとめ

いぬはぐは、無添加でヒューマングレードの素材を使って作られているため、安心して愛犬に与えることができると好評です。

口コミを調べてみると、いぬはぐをあげるようになってから体調が良くなったことや、小麦粉アレルギーの心配がないので安心だという意見が見受けられます。

安価なドッグフード特有のベタつきも見られないため、嗜好性を高めるためのオイルコーティングや香料などが使用されていないことがわかるでしょう。

また、いぬはぐは高たんぱく質すぎないドッグフードなので、植物性たんぱく質をメインにしたドッグフードからの切り替えもスムーズに行えるかもしれません。

一方、そこまでまだ有名ではないからでしょうか・・・悪い口コミが見当たりませんでした。

よくある質問

炭水化物の量は?糖質制限が必要な犬に与えても大丈夫?

炭水化物は51.8%で、糖質制限のある愛犬へはオススメしません。

いぬはぐの炭水化物は51.8%で、糖質は41.8%です。

血糖値が上がりにくい玄米を原材料に使用しているとはいえ、いぬはぐは糖質制限用のドッグフードではありません。

そのため、糖質制限が必要な愛犬には不向きなドッグフードです。

食いつきが悪い場合はどうすればいいの?

ぬるま湯でふやかしてみて下さい。

ふやかすことで消化吸収が良くなるだけではなく、ドッグフードのにおいも強めてくれるので、食いつきが良くなります。

トッピングを乗せたり缶詰を混ぜたりするのも一つの方法ですが、一時しのぎにしかならないため、あまりおすすめできません。

愛犬が他のフードを食べたいがゆえにドッグフードを食べない場合には、すぐに片付けるようにしましょう。

そうすることで、「すぐにご飯を食べないと目の前から消えてしまう」ということを認識させ、食いつきの悪さを改善できるかもしれません。

いぬはぐだけを与えても栄養バランスは大丈夫?

総合栄養食ですので、大丈夫です。

いぬはぐは、あらゆる犬種とすべてのライフステージの犬に与えることができる、総合栄養食です。

子犬からシニア犬まで与えることができますが、いぬはぐはタンパク質の割合が22%と比較的少ないドッグフードです。

そのため、たんぱく質を多く必要とする成長期の子犬には、別の高たんぱく質のドッグフードを与えるか、たんぱく質源をプラスして与えるようにしましょう。

いぬはぐドッグフードの評価

いぬはぐは、愛犬のお腹の調子を整えると評判のドッグフードです。

愛犬も人間と同様、ストレスや食欲の低下、運動不足などが原因で便秘になる場合も。

便秘を解消するには、生活環境の改善と共に、毎日の食事と運動の見直しが必要でしょう。

いぬはぐは、お腹に優しいオリゴ糖や乳酸菌、食物繊維を配合しているため、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整えて、便の状態を良好なものにします。

ヒューマングレードでグルテンフリー、そして無添加のドッグフードであるいぬはぐは、品質と安全性において評価されています。

しかし、プレミアムドッグフードにしてはたんぱく質と脂質の量が少ないのが気になります。

また、アレルギーを引き起こす可能性は少ないとはいえ、玄米を配合しているため、穀物アレルギーの場合には注意が必要です。

原材料を見る限りではそれほど悪いドッグフードではありませんが、炭水化物が多いため、ダイエット中や糖質制限をしなければいけない愛犬にはおすすめできません。