シェットランド・シープドッグ(シェルティ)に合うおすすめドッグフード

シェットランド・シープドッグ

コリーによく似た姿のシェットランド・シープドッグ。

コリーよりも小さく、とても賢くて飼い主に従順ですので、吠え声が大きいことを除けばとても飼育しやすいワンちゃんです。

ただし、1日1時間の散歩が必要だったり、太りやすい体質だったりと飼い主さんとして健康面で気をつけなくてはいけないポイントがいくつかあります。

さらに、かかりやすい病気もあるなど、健康に長生きしてもらうにはしっかりとしたケアが必要です。

そのケアで最も重要なのが毎日の食事です。

どのようなドッグフードを与えるかによって、病気の発症率が大きく変わってきます。

ここではそんなシェットランド・シープドッグに適したドッグフードの選び方について詳しくご紹介します。

シェットランド・シープドッグの特徴


シェットランド・シープドッグに合うおすすめのドッグフードを紹介する前に、シェルティの特徴について紹介します。

ドッグフードを選ぶ上で、その犬種の特徴を抑えることは大切です。

小型の牧羊犬

シェットランドシープドッグは、イギリスのスコットランドが原産国の小型犬で、祖先犬はラフ・コリーやボーダー・コリーと同じスピッツやスパニエルなどの牧羊犬です。

牧羊犬ですが、ボーダー・コリーの家畜を誘導するのとは違い、家畜が誤って畑に入り荒らさないように吠えて警戒する犬です。

そのため、吠える声は比較的大きく、アパートなどの集合住宅で飼う際は注意が必要です。

筋肉質ですが身軽で、飼い主への服従性が高い犬種です。

現代では牧羊犬として飼われていることはほとんどありませんが、番犬のような役割をしてくれます。

かかりやすい病気

シェットランド・シープドッグにはかかりやすい病気がいくつかありますが、代表的なのが以下の病気です。

  • 皮膚炎
  • 外耳炎
  • 関節疾患
  • 股関節形成不全
  • 甲状腺機能低下症
  • 角膜ジストロフィー
  • 遺伝的なてんかん
病気は食事によって発症リスクを下げることが可能です。

シェルティのドッグフードの選び方


シェットランド・シープドッグの食事でどのような点に気をつけるべきか、ドッグフードの選び方を紹介します。

先程の病気や肥満状態を回避するために、シェットランド・シープドッグの食事として気をつけるべきポイントが下記になります。

食事で気をつけたいこと
  • 血液がサラサラになる食材を選ぶ
  • 骨や筋肉を強くするための栄養成分の摂取を意識する
  • 高タンパク質低炭水化物
  • それらを踏まえた上でシェットランド・シープドッグのドッグフードの選ぶべきポイントを見てみましょう。

    ドッグフード選びのポイント

    • 魚や魚由来のオイルが原料に含まれている
    • 人工添加物を使っていない
    • 良質なタンパク質を多く含んでいる
    • 穀物不使用のグレインフリーである

    こんな条件を満たすドッグフードなんてあるの?
    ドッグフードなんてどれも同じじゃないの?

    そう疑問に思っている飼い主さんもいるかもしれませんが、ドッグフードには高品質なものも多くあり、これらの条件に適合するドッグフードが販売されています。

    そのドッグフードをご紹介する前に、これらのポイントについてもう少し詳しく見ていきましょう。

    魚や魚由来のオイルが原料に含まれている


    まずは血液をサラサラにするための選び方をご紹介します。

    シェットランド・シープドッグに限らず犬の血流をよくするためには、EPAやオメガ3脂肪酸を与えるのが効果的です。

    これらの栄養成分は魚に多く含まれていますので、原材料に魚を使っているか魚由来のオイルを使っているドッグフードを選びましょう。

    魚ベースのドッグフードがそれほど多くないため、アレルギー反応が出にくいというメリットもあります。

    ただし、肉が入っていないと食いつきが悪くなる可能性もあります。

    その場合には肉と魚の両方が配合されたドッグフードがおすすめです。

    人工添加物を使っていない

    ドッグフードの多くに含まれている人工添加物。

    使っていないものを選ぶのが大変なくらい、当たり前のように原材料に加えられていますが、この人工添加物は犬が消化吸収できないものばかりですので、内臓に負荷がかかり最終的には体内に老廃物が溜まってしまいます。

    人工添加物を使うと食いつきが良くなりますし、さらには賞味期限も長くすることができますが、犬の体にとっては百害あって一利なしです。

    発がんリスクがあるため人間には使用不可の人工添加物を使っているドッグフードもあり、安全面でもおすすめできません。

    人工添加物の摂取を止めただけで皮膚炎が治ったというケースもあります。

    皮膚のトラブルになりやすいシェットランド・シープドッグには、人工添加物の含まれていないドッグフードを与えましょう。

    良質なタンパク質を多く含んでいる

    シェットランド・シープドッグの体を作る栄養成分として、最も重要なのはタンパク質です。

    肉も骨もタンパク質から作られていますし、被毛や皮膚もタンパク質です。強い体を作るためには良質なタンパク質を与えなくてはいけません。

    強い体を作りたいのであれば、タンパク質の割合が25%以上は欲しいところで、できれば30%以上が理想です。

    ただ、割合よりも重要なのが動物性タンパク質であるということです。

    大豆などにもタンパク質が含まれていますが、犬の体に適しているのは動物性タンパク質です。

    原材料をチェックして、何の肉を使っているのかがはっきりと分かるものを選びましょう。

    ミートミールや肉副産物が原材料に含まれているドッグフードは避けるようにしてください。

    穀物不使用のグレインフリーである

    シェットランド・シープドッグの肥満を防ぐためには、炭水化物を与えないことが最も簡単な方法です。

    ところが、ドッグフードの多くで穀物を使用しています。

    穀物を使わないとドッグフードの価格が跳ね上がってしまうためです。

    栄養面での効果があると宣伝しているものもありますが、そもそも犬は肉食ですので穀物をうまく消化吸収することができません。

    さらに穀物はアレルギーの原因にもなりますので、皮膚炎や外耳炎を引き起こします。

    穀物が絶対にNGというわけではありませんが、少なくともシェットランド・シープドッグにおいては肥満の原因として考えられますので、太らせたくないのであればグレインフリーのドッグフードがおすすめです。

    子犬とシニア犬の場合


    ここまでは成犬のシェットランド・シープドッグにどのようなドッグフードを与えるべきかについて説明してきました。

    子犬や老犬となるとさらに気をつけたいポイントについて紹介します。

    子犬のうちから丈夫な骨と強い筋肉を作る

    子犬のうちから丈夫な骨と強い筋肉を作っておけば、関節痛や股関節形成不全に悩まされずに済みます。

    成犬以上に子犬のタンパク質に気を使い、強い骨を作るためにはカルシウムとビタミンD、ビタミンEを摂取するようにしましょう。

    魚がベースになっているドッグフードを選んであげるか、肉ベースの場合は小魚をトッピングで与えたりするようにします。

    子犬のドッグフードとしては、元気に走り回れるように、高カロリー高タンパク質を基本としミネラルを多く与えるように心がけましょう。

    老犬には関節サポートの成分を与える

    シェットランド・シープドッグの老犬の多くは関節炎に悩まされます。

    このため、グルコサミンやコンドロイチンのような関節ケアの効果が期待できる栄養成分を与えたいところです。

    また、関節痛の原因となる肥満予防も重要です。

    老犬になると運動量が減りますが、食欲はそれほど下がりません。

    どうしても同じ量を食べたがりますので、カロリーが低めのドッグフードを選んで摂取カロリーを下げましょう。

    ただし、タンパク質は減らさないように注意してください。

    タンパク質が体を丈夫にするというのは老犬になっても変わりません。

    何歳になっても犬の食事の基本はタンパク質です。良質なタンパク質をしっかり与えてるようにしましょう。

    シェットランド・シープドッグにおすすめのドッグフード3選

    ここまでの説明で、シェットランド・シープドッグにどのようなドッグフードが適しているか理解できたかと思います。

    ただ、多くの種類があるドッグフードからこの条件を満たすドッグフード探しは意外と大変です。

    ペットショップなどでドッグフードを一つひとつチェックするのも面倒ですよね。

    ここではそんな人のために、ネットで購入できるおすすめのドッグフードを3種類ご紹介します。

    モグワンドッグフード

    モグワンドッグフードはペット先進国であるイギリスで作られたドッグフードです。多くの獣医師がおすすめするほどの高品質で栄養バランスも優れています。

    モグワンの特徴

    • 動物性タンパク質50%以上(粗タンパク質28%)
    • グレインフリー
    • 着色料、香料、人工添加物不使用
    • グルコサミンとコンドロイチン配合
    • オメガ3脂肪酸:1.29%

    モグワンドッグフードは「グレインフリー・人工添加物不使用・サーモン使用」で、なおかつ粗タンパク質が28%と、シェットランド・シープドッグに適したドッグフードの条件をすべて満たしているドッグフードです。

    さらには、グルコサミンやコンドロイチンを配合していますので、関節炎になってしまった老犬の関節ケアもできる優れた商品です。

    粗タンパク質とカロリーもやや低めですので、肥満体質にあんる成犬以降のシェットランド・シープドッグにおすすめです。

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    薬膳・みらいのドッグフード

    薬膳・みらいのドッグフードは、ドッグフードでは珍しく漢方を使った薬膳レシピで健康サポートをしてくれるドッグフードです。

    薬膳・みらいのドッグフードの特徴

    • 高タンパク鹿肉を贅沢に使用
    • 漢方を使った高栄養食品/li>
    • 日本海産の新鮮な魚を使用
    • グルテンフリー
    • コンドロイチンや発酵グルコサミン配合
    • 耐熱性オメガ3脂肪酸:50%

    薬膳・みらいのドッグフードは、自然の森製薬 株式会社という製薬会社開発したドッグフードで、総合栄養食をはじめ、目的・疾患別に豊富な種類の特別療法食が販売されています。

    どの種類も主原料はカルシウムが多く、高消化性のタンパク原として鹿肉とDHAとEPAが豊富な日本近海の魚をメインに使用しています。

    また、「特別療法食H 骨関節用」では骨の形成と筋肉力に有効な成分がこれ一つで摂取できるので、関節炎に悩むシェルティの健康サポートの食事としてぴったりです。

    さらに、血液をさらさらにしてくれるオメガ3の成分が含まれているので、皮膚炎や外耳炎の予防にも期待できます。

    健康的な愛犬には、まず総合栄養食である「長寿サポート」か「シニアサポート」がおすすめです。

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    オリジン

    オリジンドッグフードのうち6フィッシュは6種類の魚をベースにしたドッグフードで、EPAやオメガ3脂肪酸を多く含んだドッグフードです。

    オリジン6フィッシュの特徴

    • 生物学的に適正なたんぱく質レベルを実現(タンパク質38%)
    • 穀類不使用
    • 成分中15%に果物と野菜を使用
    • サーモンオイル配合(6フィッシュ)
    • 低温調理・即日調理
    • オメガ3脂肪酸:2%

    ※数値はすべて「6フィッシュ」のものです。

    オリジンドッグフードは原材料の鮮度にとてもこだわったドッグフードで、入荷した食材をすべてその日のうちに調理します。

    しかも地元産の食材を使っていますので、食材を冷凍することなく生の状態で使っています。

    こちらもシェットランド・シープドッグに適したドッグフードの条件をすべて満たしていますが、魚ベースということで食いつきがよくないケースがあります。

    その場合は、魚と肉がブレンドされたオリジンオリジナルを選びましょう。

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    シェットランド・シープドッグは良質な魚を含むドッグフードを与える

    シェルティは老後関節炎に悩まされやすいので、子犬のうちから丈夫な骨と強い筋肉を作ることが大切です。

    また、皮膚炎と外耳炎予防には老廃物を溜め込まず、血流を良くすることが予防となります。

    そのため、血流を良くする魚類を豊富に使った高タンパク質で、骨を丈夫にするカルシウムやビタミンEといった成分が入ったドッグフードを選んであげましょう。

    とはいえドッグフードの種類は多く、その中で魚を豊富に使っているドッグフードを探すのは簡単なことではありません。

    どこを探したらいいかわからないという飼い主は、ここで紹介したドッグフードをぜひ参考にしてみてくださいね。

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