犬に生肉(鹿肉や馬肉など)を食べさせるメリット・デメリット

鹿肉や馬肉は人間にとってもヘルシーで高級な食材というイメージですが、犬にとっても鹿肉や馬肉は、脂肪分が少なくヘルシーな上に、アレルギー発症リスクが少ない優れた食材であると注目されています。

鹿肉や馬肉を犬に与えるときには、生肉の状態がいいとされていますが、生肉を食べさせるのはデメリットもあるのです。

「生肉は与えたことがないけど、菌は大丈夫なの?」
「生肉って茹でたのとどう違うの?」
「どんな効果があるの?」

色々な不安や心配があるかと思いますが、この記事で生肉のメリットとデメリットを知り、愛犬の食事の参考にしていただければ幸いです。

牛肉・豚肉・鹿肉・馬肉の栄養成分の比較

牛豚鹿馬の生肉

鹿肉や馬肉は、とても栄養価が高いと言われていますが、牛肉や豚肉と比べてどれくらい高いのでしょうか。

それぞれの生肉が、100gあたりどれだけの栄養成分があるかを比較してみました。

栄養成分牛肉
(モモ)
豚肉
(モモ)
鹿肉
(赤肉)
馬肉
(赤肉)
カロリー193kcal150kcal109kcal110kcal
タンパク質21.3g22.7g22.3g20.1g
脂質10.7g5.6g1.5g2.5g
カルシウム4mg5mg4mg11mg
鉄分2.8mg0.7mg3.1mg4.3mg

牛や豚に比べると、鹿肉と馬肉はカロリーと脂質がかなり低く、特に馬肉はカルシウムや鉄分の含有量が2~4倍です。

鹿肉や馬肉は、ヘルシーでありながら非常に栄養価の高い食材だということがわかります。

加熱すると栄養素が減るので生肉が良い

生肉と焼肉
実は、生肉は吸収分解する酵素があり、それが消化を助けるのですが、酵素は熱に弱いため加熱することで消化酵素が無くなってしまいます。

さらに、タンパク質が変化するだけでなく、他の栄養素も減ってしまうのです。

馬肉は細菌や寄生虫がいるリスクが低い

生の方が栄養価が高いとはいえ、生肉は細菌や寄生虫など病気になるだけでなく死に至る場合もあるのではないかという不安はありませんか?

安心してください。

馬は体温が牛や豚に比べ高い事から、生の状態でも鹿肉・馬肉は細菌や寄生虫のリスクが低く、加熱をせずに安全に与える事ができるのです。

つまり、食材そのものの栄養素をしっかりと吸収できると言えるでしょう。

また、牛や豚に比べて生産量が格段に少ない事から、品質に関してもさほど劣悪なものが出回る事がないとされています。

そのため、犬用という分類で販売されている場合でも安全性の高い製品が多いのです。

人間用お肉の切れ端が犬用として流通しているので安全

最近では、犬用馬肉が多数市場で販売されています。

多くの犬用馬肉は、人間の可食部位を加工した際の切れ端であったり、残り部分が製品化されていたりする場合が多いので、品質に関しても安全性が高いといえるでしょう。

注意
ただし、野生の鹿肉の場合は「E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌または寄生虫による食中毒のリスクがある」と厚生労働省が指摘しています。

人間と犬では内臓の丈夫さが違いますが、野生の鹿肉は生肉では食べさせない方が安心です。

鹿肉や馬肉の生肉を与えるメリット

鹿と馬の影
栄養価の高い生肉を与えることで、色々な効果が期待できます。

メリット
  • 愛犬のダイエットも効果あり
  • シニア犬でも消化・吸収がしやすい
  • 涙やけ・毛並み・排便にも効果あり

愛犬のダイエットも効果あり

ダイエットをしなければならないけれども、肉を食べさせてあげたいという方もいるのではないでしょうか。

その場合には、牛や豚よりもヘルシーな鹿肉や馬肉を与えることで、同量の食事量でありながら効率的にカロリーをカットできます。

シニア犬でも消化・吸収がしやすい

シニアになり脂肪分を控えヘルシーな食事をさせたい、消化吸収に負担がかからない食材を選びたいという場合にも鹿肉や馬肉はおすすめです。

また、競技など本格的なスポーツをしている犬の場合、体形の維持を効率的な消化吸収という面からも鹿肉や馬肉が適していると言われています。

涙やけ・毛並み・排便にも効果あり

馬肉や鹿肉は余計な脂肪分が少なく、消化吸収にも優れていることから、継続して与えることで徐々に涙やけ・毛並み・弁の不調が改善することが多いようです。

加熱されていたり添加物が入っていない生肉は犬にとって効率よく栄養をとることができる食べ物ですので、見た目の変化も期待できます。

このように、色々なメリットがあるので生肉を愛犬に与える人が増えてきています。

今人気の愛犬用の生肉は、馬刺し専門店が作った生馬肉フード「馬肉パラパラミンチ」です。

馬肉パラパラミンチ

私たちが食べている馬刺しを作る工程で出る切れ端を、犬用として販売しているため、とても安心・安全の生肉です。

ドッグフードで摂りづらいタンパク質を低カロリーで摂取できるだけでなく、消化にも良いので肉本来の栄養素がそのまま吸収されます。

\食欲のない子も喜ぶ美味しさ/
馬刺し専門店による犬用馬肉!

生の馬肉を与えるデメリット

馬肉の生肉を与えるうえでのデメリットもあるという事を覚えておきましょう。

デメリット
  • 主食にすると費用がかかる
  • 与え始めは軟便になる場合がある
  • 過剰摂取はアレルギー・尿路結石になる可能性がある

主食にすると費用がかかる

お札をくわえた犬
鹿肉や馬肉を主食として与える場合、かなりの費用がかかるという点が最大のデメリットでしょう。

たとえ、人間の可食部位を取り除いた後の残り部分とはいえ、生産量が少ない食材ですから、販売価格もそれなりに高くなってしまうからです。

主食を馬肉のみで調達する場合、大型犬となると月の食費は数万円単位・・・。
飼い主さんよりも食費がかかってしまう可能性も大いにあり得ます。

そこで、馬肉や鹿肉を使ったドライフードに生肉をトッピングする方法が最適です。

普段使っているドライタイプのドッグフードの原材料は何ですか?

チキンや牛であれば、馬肉を使ったドライフードに切り替えることを検討しても良いかもしれません。

馬肉自然づくり

馬肉自然づくりのパッケージ

馬刺しの本場である熊本の馬刺し専門店がつくるドッグフードです。

原材料に馬肉を使っており、他の原材料も日本国産なので安心して愛犬のごはんにできます。

ドッグフード工房

ドッグフード工房のトップ画

こちらも人間用の馬肉からつくられているだけでなく、国内産の美味しいお野菜をふんだんに使っているドッグフード。

今ならお試しサイズを500円で購入することができます。

ナチュロル

ナチュロルのトップ

馬肉メインではありませんが、牛生肉や鳥生肉とともに馬肉も入っています。

また、免疫力の維持や毛並み改善に必要なビタミンCが豊富に入っているのですが、安定・持続型ビタミンCを多く含んでいるドッグフードは、なんとナチュロルが世界初です。

与え始めは軟便になる場合がある

個体差がありますので一概には言えませんが、生肉を与えると下痢や軟便が見られる場合があります。

ただし、生肉に切り替えたから下痢や軟便になるのではなく、すべてのドッグフードに対してあり得ることです。

例えば、今までに食べていたドライフードから急に別のドライフードに切り替えると、消化不良を起こしてしまうのは珍しいことではありません。

与え始めの一時期で治まる場合もあれば、与えるたびに軟便になってしまう体質の場合もあります。

新しいフードに切り替えるのは、いつものフードへ徐々に新しいフードを追加していくことが大事です。

大体10日ほどかけて移行することをおすすめします。

日数従来のエサ:新しいエサ
1日目9:1
2日目8:2
3日目7:3
4日目6:4
5日目5:5
6日目4:6
7日目3:7
8日目2:8
9日目1:9
10日目0:10

お腹の弱い子であれば、10日以上かかることもあります。
あなたの大切な愛犬にとって、ストレスの無いようにじっくりと慣れさせてください。

消化不良や嘔吐をしてしまわないように、フードの切り替えは慎重にしましょう。

万が一、あまりに重度な症状が続くようであれば、寄生虫などの可能性も考え、動物病院での検便検査を受けましょう。

過剰摂取はアレルギー・尿路結石になる可能性がある

馬肉に限らず、どんな食材でも特定のタンパク源のみに偏った過剰摂取は、アレルギーを引き起してしまうリスクがあります。

「鹿肉や馬肉だから安全」ではなく、適度な量で摂取することで安全だという事を覚えておきましょう。

また、肉類の過剰摂取は尿路結石という病気の発生にもつながります。

摂取したタンパク質がカルシウムを結合し、体内にあるシュウ酸が尿の中に吸収されてしまい結果的に結石となってしまうのです。

馬肉は特にカルシウムの含有量が高い事から、この結石のリスクが高いとも言われています。

しかし、どの程度の量を与える事で過剰摂取になるのかという明確な基準がないことから、どこまでが許容範囲内なのか判断が難しいという問題もあります。

とはいえ、愛犬の健康状態・体重の変化・便や尿の状態をこまめに観察し、異変があればすぐに動物病院へ相談をするように心掛けておくことで、大きなトラブルになるのを回避できます。

ペット専門の生肉業者の生肉は避けましょう

細菌
ペット専門に生肉を配送する業者も登場しており、これも一種のナチュラルブームの延長線上にある現象でしょう。

始めは犬用として一般には出回らず、ブリーダーや一部多頭数飼育の愛好家の間で使われてきましたが、最近では一般の愛犬家の間にも広がりを見せています。

しかし、いくら家畜肉が法的に管理・処理されているからといっても、まったく安全だとは断言できません。

(人間用の)食肉になるには、と畜場法や食品衛生法などの法律に基づいて安全な食肉が提供できるようにさまざまな規制がかかっているのです。
~略~
ペット用生肉は、と畜場法や食品衛生法の対象でなく、愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律の対象といえるものの規制していない実態があり、どのような経過で製造され、販売され、品質管理されているのかは全く分からないのです。酪農学園大学 動物薬教育研究センター

つまり、人間が食するための生肉を製造する工程で出る切れ端を犬用として販売している業者が信頼できるということです。

そうでなければ、耐性菌に感染した生肉を与え、愛犬を病気や最悪の場合死に至らせるだけでなく、私たちの体内にも菌が侵入して病気に侵されることも考えられるのです。

生肉を犬用のフードとして愛用する方は、「犬の祖先は肉食だったから」という言葉に踊らされ、全ての生肉を与えても良いと誤解しないようにしてください。

愛犬へ生肉を与える場合は、馬刺し専門店がつくる犬用生肉「馬肉パラパラミンチ」が最も安全です。

公式サイトはこちら

安全な生肉で健康と美くしさを大切な愛犬へ・・・

生肉はとても栄養価が高く、消化酵素を生きたまま体内へ取り入れられるので、栄養素の吸収率も高いです。

特に鹿肉と馬肉は栄養価が高く、馬肉は人の食用馬肉と同じ肉を使っていますので、安全性も高くて安心して与えられます。

ダイエットがうまくいかない・・・、老犬で食が細くなっている・・・、涙やけや毛並みを改善させたい・・・。健康で長生きしてほしい。

犬は大切な家族なので、悩みや不安があるでしょう。

馬の生肉は、それらを解決してくれるフードのひとつです。

与える量をしっかり調整しながら、愛犬をどんどん元気にさせていってください。

犬も人と同じで「食べ物が体をつくっている」のです